2019年4月17日〜19日、東京ビッグサイトにて「第10回ワイン&グルメジャパン」が開かれた。高級食品や食材、ワイン、酒類などの出展者と、飲食業界からの来場者とのマッチングチャンスを提供している。
ワイン輸入元各社が会場内にブースを構え、定番のワインのほか、現代のトレンドに合うワインも多く紹介。
今回は、近年人気の高いジョージア産ワインブースのほか、その次に広いスペースがドイツワインに割かれていたのが印象的。ドイツワインへの注目の高まりが感じられた。
ブースをいくつか訪問し、オススメのワインを選んでいただいたのでご紹介していこう。今回は、ドイツからの輸出量ナンバーワンを誇るブランド「ブラック・タワー」を取り上げよう。
日本リカー
ブラック・タワー ドライ・リースリング オーガニック
生産地:ドイツ・ラインヘッセン
品種:リースリング
特徴:名門ワイナリー「レー・ケンダーマン」社が手掛けるブラック・タワーは、ドイツの中で最も輸出量の多いブランドだ。こちらは辛口の白ワインで、オーガニック栽培されたリースリングは非常にピュアでフレッシュな味わい。レモンやグレープフルーツなどを思わせる酸味が、すっきり爽やかな印象を与えている。
参考価格:1,500円
ブラック・タワー ホワイト
生産地:ドイツ・ラインヘッセン
品種:リヴァーナー
特徴:上半身の黒が、ひときわ目を引くボトルデザイン。このブラックタワーの白ワインは、前出のリースリングと比べるとやや甘口。リヴァーナーのチャーミングな特性がよく引き出されている。鶏肉料理などはもちろん、スパイシーなアジア料理にも合わせてみたい。
参考価格:1,400円
ブラック・タワー レッド
生産地:ドイツ・ファルツ
品種:ドルンフェルダー主体 シュペートブルグンダー
特徴:ブラック・タワーは赤も人気だ。ドルンフェルダーはドイツで生まれた交配品種で、もともとは薄めの赤ワインに補色するために作られたぶどう。現在はシュペートブルグンダーの栽培量増加の影響を受け、やや収穫量が減少している。このワインは、そのドルンフェルダーとシュペートブルグンダーをブレンドし、色は深いが渋みは少なく、軽やかでありながら飲みごたえもある赤に仕上がっている。
参考価格:1,600円