WOSA JAPAN(南アフリカワイン協会)は2024年10月22日、南アフリカワインの試飲商談会「DISCOVER SOUTH AFRICA 2024」をArk Hills Club(港区赤坂)で開催した。
今回はその中から、輸入元のアルコトレード・トラストの担当者が「あらゆる鍋に合う」と自信を持つ「ヴィリエラ トラディション ブリュット」を紹介する。
ヴィリエラ トラディション ブリュット
生産者のヴィリエラ・エステート(Villiera Estate)は、キャップ・クラシックの有名生産者の1つだ。キャップ・クラシックとは、南アフリカでつくられている、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵のスパークリングワインのことを指す。
輸入元であるアルコトレード・トラストの担当者が、「あらゆる鍋に合う」と自信を持ってすすめてくれた「ヴィリエラ トラディション ブリュット」は、ヴィリエラ・エステートを代表する1本だ。
南アフリカ航空のファーストおよびビジネスクラスでの提供や、2018年の「インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(International Wine & Spirit Competition:IWSC)」で最高銀賞を受賞するなど、名実ともに南アフリカのキャップ・クラシックを代表するワインの1つだ。
完熟する前の健康なぶどうを手摘みで収穫して優しく圧搾。キュヴェ(高品質の一番搾り)のみを使用し、ブレンド後に酵母とドサージュ(補糖)を加え、6週間かけて瓶内二次発酵させる。それから澱とともに平均18カ月熟成させている。
ドライな飲み口とかんきつ系のきれいな果実味、そしてうま味があるため、確かに和風から中華系、さっぱりとした味付けからこってりとしたものまで、味付けや具材を問わずにあらゆる鍋との相性が良さそうだ。飲むと塩気が欲しくなるようなワインで、鍋自体のおいしさを引き上げてくれるだろう。
【味わい】伝統的な、ふくよかでイースト香を感じさせる複雑かつバランスの取れた味わいは正統派ならではのもの。さわやかな酸味と豊かな果実味があり、生き生きとはじけるような風味が広がる。
(アルコトレード・トラストの商品紹介)
品種:シャルドネ、ピノ・ノワール
タイプ:スパークリングワイン
アルコール分:11.5%
産地:ステレンボッシュ
参考小売価格:3560円(税別)