朝目覚めた後や仕事中に飲むコーヒーと、1日が終わってくつろぐ時間に楽しむワイン。この2つを一緒に楽しもうと、一部ではワイン+コーヒーの「ワインコーヒー」がたしなまれているようだ。
ワインコーヒーの作り方
クックパッドや楽天レシピで検索してみると、数は少ないがワインコーヒーのレシピが見つかる。
材料はインスタントコーヒーやコーヒーエキス、赤ワイン、白ワインなどさまざまだ。はちみつやバニラエッセンスなどを入れるレシピもあれば、ただコーヒーとワインを混ぜただけのものもある。
いろいろと試してみて、好みの組み合わせや分量を探してみるといいだろう。
▼ワインを入れて作るロシアンコーヒー
コーヒーとお酒を組み合わせた飲み物としては、コーヒーにウォッカと卵黄を入れて楽しむロシアンコーヒーがある。
ロシアンコーヒーにはホイップクリームなどを入れるアレンジもあるが、ワインを入れるアレンジレシピもある。ウォッカ:コーヒー:ワインを1:2:2で混ぜて、シンプルシロップ(砂糖だけのシロップ)を加えるというものだ。
いずれも冷やしたもので使用しよう。
缶入りのワインコーヒー
アメリカの一部の州では、2014年から缶入りのワインコーヒー「Friends Fun Wine」が発売されている。
ヨーロッパ産のぶどうを使用し、アルコール度数は6%と控えめだ。
同社では他にも缶入りのワインを数種類出しており、「ワイン通、怒りっぽい人、空気が読めない人には向いていません」と公式ホームページには書かれている。味わいそのものを楽しむというよりも、コンセプトを楽しんでほしいようだ。
ワインコーヒーのフレーバーとしては次の2種類が出ている。
・シャルドネ+ヴァニラカプチーノ
・カベルネ・ソーヴィニヨン+エスプレッソ(ほんのりとチョコレートの香り)
自宅でワインコーヒーを作る際の参考にしてもよさそうだ。
ワイン風味のコーヒー豆
他にもワイン風味のコーヒー豆なんていう商品もある。取り扱っているMolinari Private Reserveは、乾燥前にナパ・バレーのワインに浸したコーヒー豆を売り出した。
アルコール分は入っていないが、ワイン風味のコーヒーが味わえる。
1袋0.5ポンド(約227g)で、19.95ドル(約2200円)だ。
コーヒーの香りがするワインも
さらに逆パターンの商品として、南アフリカのワインメーカー「クロ・マルヴェルヌ」は、「ル カフェ」と名の付くワインをリリースしている。
これはピノタージュというぶどうからつくられた赤ワイン。コーヒーの香りが特徴的だが、コーヒーがブレンドされているわけではない。日本ではヴィノスやまざきなどで購入が可能だ。
コーヒーとワインを同時に楽しむ方法、意外と多いようだ。