ワインにも使われる糖度の高いぶどうを手作業で収穫し、贅沢な搾汁率で果汁を搾り、無加糖・無添加・無還元で仕上げた「葡萄ジュース」を銀座千疋屋が発売した。ベリーA、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローといった代表的なワイン用ぶどう品種が使われている。
「お酒は苦手だけど、ワインの味を知ってみたい」と思っていた人に朗報だ。銀座千疋屋は2015年6月1日から、ワイン用のぶどう品種を使い、ワインと同じ製法で仕上げた「葡萄ジュース」を合計400セット限定で販売開始した。
原料に使うぶどう品種が異なる3種類のジュースをラインアップ。3本セットは1万1340円、2本セットは8100円(共に税込)となる。
ワインにも使われる糖度の高いぶどうを手作業で収穫。贅沢な搾汁率で果汁を搾り出し、無加糖・無添加・無還元でジュースとして仕上げた。ワインのように濃厚な味わいで、一般的なぶどうジュースでは味わえないぶどう本来の甘味・酸味・渋み・香りを楽しめるという。
このジュースには、ぶどう果皮や酒石酸が沈殿した「酒石」が発生することがある。酒石は高品質なワインでも見られるもので、“ワインのダイヤモンド”とも呼ばれている。ミネラルや酸に富んだ優れたぶどうを使用している証拠となるものだ。
ラインアップされているジュースは、「葡萄ジュース ベリーA」「葡萄ジュース カベルネ・ソーヴィニヨン」「葡萄ジュース メルロー」の3種類。どれも山梨県産のぶどうを使用している。
「葡萄ジュース ベリーA」は、国際ブドウ・ワイン機構に認定された数少ない日本原産のぶどう品種・ベリーAを使用している。いちごのようなチャーミングな香りを感じられ、渋み成分のまろやかさが特長だ。
「葡萄ジュース カベルネ・ソーヴィニヨン」に使われているのは、海外でつくられる赤ワインにもよく含まれているカベルネ・ソーヴィニヨン。熟成させると深みのある濃厚な色調を持つようになり、渋みや酸味が豊かでどっしりとした重みがある品種だ。タンニンが多く含まれ、素晴らしいバランスの味わいとなる。
「葡萄ジュース メルロー」の原料となるメルローは、まろやかな味わい。コクがありながらも渋みは少なく、口当たりが良く、やや重みも感じられる。ふくよかな果実味で、ブルーベリーやプラムのような青っぽい香りと風味がある。
これらの葡萄ジュースは、銀座千疋屋オンラインショップで販売中。内容量は720mlで賞味期限は製造日から2年。3本セットは100セット限定、ベリーAにカベルネ・ソーヴィニヨンかメルローを組み合わせた2本セットは、各150セット限定で販売される。
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