2015年06月

デキャンタージュの手間を省く家庭用ワインディスペンサー「Vinaera(ビナエラ)」が発売

デキャンタを使わず、ボタン1つで瞬時にエアレーションを完了できる家庭用ワインディスペンサー「Vinaera(ビナエラ)」が発売された。価格は1万2960円(税込)。池袋・渋谷・吉祥寺など、全国15店舗のロフトで販売されている。

 

 


ワイン本来の香り・味わいを楽しむため、抜栓した後のワインを空気に触れさせて(エアレーションさせて)目覚めさせる。ワイン愛好家にとっては手慣れたことかもしれないが、初心者にとってはエアレーションが必要かどうかの判断、飲みごろになるまでの見極めができるようになるまで、苦労しているのではないだろうか。

そんなエアレーションを、デキャンタを使わずともボタン1つで簡単にできるようになる家庭用ワインディスペンサー「Vinaera(ビナエラ)」が、2015年5月8日から大手生活雑貨チェーン・ロフトの全国15店舗で販売開始された。

Vinaeraはドイツで行われる世界最大級のプロダクトデザイン賞「reddot award 2014」で「Best of the best」を受賞した注目の製品。通常はデキャンタなどを使って30~40分程度はかかるエアレーションの手間を省き、ワインをすぐに飲みごろにしてグラスに注ぐことができる。

Vinaeraは、ワインの口に装着して使用する。ワインを吸い上げ、蛇口から出すまでに、特許技術を用いて細やかな泡状の空気をワインに含ませる。グラスに注ぐまでに必要な操作は、装置をワインボトルに取り付けることと、ボタンを押すことだけだ。

Vinaeraがボトル口をふさいでくれるため、ワインを注ぐ際の液だれを防ぐ効果もある。また酸化を抑制する効果も期待できるため、飲み残して翌日になってもそのままワインを楽しめることも利点だ。

Vinaeraは、メンテナンスも簡単。ワインボトルが空になったら、Vinaeraを取り外して水を入れて、Vinaeraを再度装着。ワインの代わりに水を流すことで、すすぎ洗いできる。

Vinaeraの価格は、1万2960円(税込)。使用には単4電池6本が必要で、750mlボトル250本ほどのワインを注ぐことが可能。池袋・渋谷・吉祥寺など、全国15店舗のロフトで販売されている。

<関連リンク>
瞬時にワインがおいしくなる電動ワインディスペンサー「Vinaera」 雑貨専門店「Loft」の全国15店舗にて販売開始!

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。