2015年06月

成城石井の自社輸入ワイン「シャトー・ギショ」がフランスなどで金賞5つを受賞の快挙

成城石井が自社で買い付けてきた赤のボルドーワイン「シャトー・ギショ」の2013年ヴィンテージが、フランスなどで開かれた5つのコンクールで金賞を受賞。これまでに約2000種類以上のワインを輸入販売してきた成城石井にとっても、初めての快挙だ。

 


成城石井といえば、ワンランク上の食材を多く扱っているスーパーとして人気。ワインの品揃えも充実し、1980年代から自社でワインの買い付けも始めている。

そんな成城石井が自社輸入するワインの1つ「シャトー ギショ」の2013年ヴィンテージが、フランスを中心に各地で開催された5つのコンクールで金賞を受賞したと成城石井が2015年5月28日に明らかにした。

金賞を受賞したコンクールは、パリ農業コンクール、フランス高品質ワインコンクール、ブリュッセル国際ワインコンクール、リオン国際ワインコンクール、ジルベール・エ・ガイヤールの5つ。中でもパリ農業コンクールは130年以上の歴史を持ち、フランスで最も名高いワイン品評会。予選を通過したワインの中でも、メダルを獲得できるのは23%に過ぎず、さらに金賞が獲得できるのはわずか10%以下という狭き門となっている。

今まで2000種類以上のワインを買い付けてきた成城石井にとっても、4つの金賞を受賞したワインは過去にあったが、5つも金賞を受賞するのは初めてのこと。酒類専属のバイヤーとワイン醸造技術管理士(エノログ)の両者による目利きと、ワイナリーとの信頼関係を築けたからこそ、シャトー ギショを成城石井が2010年から自社輸入できるようになったとコメントしている。

シャトー ギショは、メルロー主体でカベルネ・フランを30%ほどブレンドしたミディアムボディの赤ワイン。ワインの色合いは濃いガーネット色で、味わいはブラックベリーなどの赤いフルーツを思わせるアロマに、微かな香辛料のニュアンスが漂う。口に含むと心地よくまろやかで、余韻も長く楽しめるバランスの良い仕上がり。グリルした肉料理との相性が非常に良く、バーベキューなどに合わせたいワインだ。

コストパフォーマンスのいいワインとしても定評があり、品質も安定。成城石井が取り扱うボルドーワインの中でも売上上位の商品になっている。

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。