日本の夏ごろに出荷される「チリ・ヌーヴォ」が、今年も成城石井から7月11日より順次発売される。定番の赤・白と、世界的にも珍しいスパークリングのヌーヴォも登場する。
成城石井は2015年7月9日、チリで今年収穫されたばかりのぶどうを使用した“チリ・ヌーヴォ”を発売すると発表した。今年からは定番の赤・白ワインに加えて、世界的にも珍しいチリ産のスパークリングワインのヌーヴォ(新酒)が登場する。
南半球にあるチリでは、ボージョレ・ヌーヴォの産地であるフランスと四季が逆転しているため、3~4月にぶどうを収穫し、6~7月にかけて出荷される。そのため、日本が盛夏を迎える時期にヌーヴォ特有のフレッシュな味わいが楽しめると、国内のワイン好きの間で徐々に認知が広まりつつあるようだ。
成城石井では、10年以上前からチリ・ヌーヴォを自社輸入。味わいの新鮮さと手に取りやすい価格が好評で、夏の定番商品として毎年人気を博しているという。
今年、発売されるチリ・ヌーヴォは、白ワイン「デ マルティノ ソーヴィニヨン ブラン ヌーヴォ」、赤ワイン「デ マルティノ カベルネ ソーヴィニヨン ヌーヴォ」、スパークリングワイン「カサル スパークリング ブリュット ヌーヴォ」の3種類だ。
昨年に続き今年も入荷される赤・白のヌーヴォは、チリで有名なワイン生産地マイポ・ヴァレーで70年以上の歴史を持つワイナリーで製造されたものだ。
白ワインは、柑橘系の果実にハーブのニュアンスが感じられ、すっきりとした余韻が残る味わい。赤ワインは、いちごなどの赤い果実を連想させるアロマで、フレッシュな味わいと香りが特徴的な仕上がりとなっている。
そして今年の目玉として発売されるのが、世界的にも珍しいスパークリングワインのヌーヴォだ。
成城石井が、スパークリングワインの醸造を得意としているチリのワイナリーに依頼し、特別に造ってもらった貴重な商品となっている。花の香りやレモンのような心地良い酸味が特長。熟成期間の長いシャンパーニュとは違ったヌーヴォならではのフレッシュさが楽しめる。
辛口なので、さまざまなオードブルやデザートなどと相性も良く、食卓に新鮮な華やぎを与えてくれそうだ。
価格は、赤・白ともに1390円(以下、税別)。スパークリングワインは1490円。
白ワイン「デ マルティノ ソーヴィニヨン ブラン ヌーヴォ」は7月11日より、赤ワイン「デ マルティノ カベルネ ソーヴィニヨン ヌーヴォ」、スパークリングワイン「カサル スパークリング ブリュット ヌーヴォ」は8月中旬より順次発売される。
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