NIKI Hillsヴィレッジは2018年7月23日、同社が醸造した「HATSUYUKI 2016」が国際的なワインコンペティションで金賞を受賞したと発表した。香港で開催された「LE GRAND TASTING WINE AWARD」に出品され、日本ワインで唯一、受賞を果たした。
同コンクールは2006年にパリで第1回大会が開催され、それから毎年、世界のさまざまな都市で開催されている。フランスのワイン評論家ミシェル・ベタンヌとティエリー・ドゥソーブが企画しており、ワイン愛好家たちがブラインドテイスティングによって世界各国のワインを評価している。同コンクールの狙いは、高品質かつ手頃な価格のワインを発掘し、多くの人に広めることにあるという。
今回のコンクールでは、NIKI Hillsヴィレッジが手掛ける白ワイン「HATSUYUKI 2016」が、グランプリであるGold Medal(金賞)を受賞した。世界各国から多くのワインが出品さるなか、日本ワインとしては唯一の受賞となった。
「HATSUYUKI 2016」は、完熟したケルナー種を使用し、果実味と酸味のバランスが良い白ワインとなる。生産は3600本のみ。同社は2015年に醸造を開始したばかりの北海道のワイナリーだが、ファーストヴィンテージの「HATSUYUKI 2015」は、2015年度の「日本ワインコンクール」で銀賞を受賞するなど、早くから高い評価を得ている。今回の金賞受賞はそれに続くもので、醸造アドバイザーのフランソワ・セルヴァン氏は、「NIKI Hillsは在庫がなくなるほどのワイナリーになっていくだろう」と期待を寄せている。
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