余市観光協会は2020年2月11日、北海道余市町にあるワイナリー「ドメーヌ・タカヒコ(Domaine Takahiko)」のワインが、デンマーク・コペンハーゲンのレストラン「noma(ノーマ)」に採用されたと発表した。採用されたワインは、自社畑で栽培したピノ・ノワールのみでつくられた「ナナツモリ ピノ・ノワール 2017」となる。
ノーマは、“世界で最も予約困難なレストラン”とも呼ばれる、北欧・スカンディナビア料理を提供するレストラン。独創的で革新的なレシピから、レストラン誌主催の「世界のベストレストラン50」で、過去に4度も1位を受賞している。食材にもこだわりがあり、提供されるワインも全てオーガニックのものだという。
今回、ノーマが採用したのは、北海道余市町のドメーヌ・タカヒコの「ナナツモリ ピノ・ノワール 2017」だ。ドメーヌ・タカヒコでは、ワインづくりを“つくる人の思想や哲学、その土地の風土や文化をワインの中に表現するもの”と考えており、自然の営みに寄り添ったワインづくりを続けている。
「ナナツモリ ピノ・ノワール 2017」は、ピノ・ノワールのみを植える自社畑「ナナ・ツ・モリ」で収穫したぶどうを使用。野生酵母で完全全房発酵させており、“香りとぶどうの表現力”が評価されたのだという。