美術出版社は2020年3月16日、世界初とされるオレンジワインのガイドブック『オレンジワイン 復活の軌跡を追え!』の日本語版を発売した。赤ワイン、白ワイン、スパークリングワインなどに続く新たなカテゴリーとして、世界中から注目を集めているオレンジワイン。その歴史やつくり方、楽しみ方など、あらゆる角度から解説している。
オレンジワインとは、白ぶどう品種を使ったオレンジ色のワインだ。果物のオレンジを使用しているわけではなく、白ぶどう品種で赤ワインのようにつくられる。赤ワインや白ワイン、スパークリングワイン、ロゼワインに続く、新たなワインカテゴリーといわれるが、実際には最も古い歴史を持つとされる。
サイモン・J・ウルフ著『オレンジワイン 復活の軌跡を追え!』では、このオレンジワインについて詳しく解説している。著者のサイモン・J・ウルフは7年をかけて世界各国を巡り、オレンジワインに関する情報と知識を収集したという。
本書では、オレンジワインの歴史や基礎知識、バックグラウンドについて解説。さらに、現代でオレンジワインが注目されるきっかけとなった産地のイタリア・フリウリとスロべニア、古くからのオレンジワイン産地ジョージアなどにフォーカスを当て、写真とともに産地やつくり手などを紹介している。
本体価格は3000円。世界21カ国193軒のオレンジワイン生産者のデータも収録している。
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The New York Times紙、Forbes誌推薦!世界初のオレンジワインガイドブック翻訳版が発売![著者インタビューOK]