サッポロビールは2020年10月30日、ヴィーガン対応のボージョレ・ヌーボー「ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー 2020」を発売すると発表した。ボージョレ・ヌーボー解禁日となる同年11月19日に発売する。
ヴィーガンとは、日本語で「完全菜食主義者」と訳されることが多く、肉や魚、卵、乳製品などの動物性食品を取らない人、または生活様式のことを指す。欧米諸国を中心にベジタリアンやヴィーガンの人口は増加傾向にあり、世界的にそれらに対する関心が高まっている。日本においても、ベジタリアンもしくはヴィーガンに取り組む人が増加傾向にあるという。
こうした潮流を受け、“ヴィーガンワイン”にも注目が集まっている。ワインづくりの過程で使用することもある動物由来のゼラチンや卵白、カゼインなどを使用せずに仕上げるのが、ヴィーガン対応のワインだ。サッポロビールでは、こうしたニーズに応えるため、同年11月19日に解禁となるボージョレ・ヌーボーについても、一部ヴィーガン対応ワインを提供していく。
同社初というヴィーガン対応のボージョレ・ヌーボーは、「ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー 2020」「ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー リッチ・プレス 2020」「ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー 酸化防止剤無添加 2020」「ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー ロゼ フリーラン 2020」の4種だ。
いずれも今年で4年目となる、青山フラワーマーケットとのコラボシリーズから発売される。青山フラワーマーケットがデザインを手掛け、中央にバラの花を配した華やかで香るような印象的なラベルになっている。
サッポロビールでは、他にもヴィーガンワインを展開しており、同年10月6日にはスペイン産オーガニックワイン「パラ・ヒメネス」3種を発売。今後、人気のオーストラリアワインブランド「イエローテイル」や、フランスワイン「タリケ」なども順次ヴィーガン対応に切り替えるという。