めむろワイナリーは2021年4月23日、ワイナリー初醸造となるワイン「山幸」「清舞」計8種を発売した。クラウドファンディングサイト「Makuake」で、数量限定で先行販売する。
めむろワイナリーは、北海道十勝芽室町に位置する。芽室町産ぶどうを100%使用し、ぶどう畑ごとにワインを醸造する“畑ごとのワインづくり”に取り組んでいる。
今回発売するワインは、2020年のワイナリー完成後、初めて自社醸造したワインとなる。4人の生産者が手掛けたぶどうを使った赤ワイン「山幸」「清舞」をそれぞれ4種、計8種類を提供する。全ての工程を畑ごとに行い、生産者の個性を生かしているため、同じぶどう品種・町・製造方法でありながら、色調・アロマ・味わい全てにおいて畑の個性が現れているという。フランスの老舗樽メーカー、Seguin Moreau(セガン・モロー)の新樽で熟成させており、華やかな樽香を感じられるのも魅力だ。
また、ワイナリー初チャレンジのロゼワイン「かなえる ロゼ」も発売する。山ぶどう系品種の中でも、特に希少な「清見」のみを使用したぜいたくな1本だ。アロマティックでしっかりとした酸味と、軽やかな後味を楽しめる。
他にも、ワイナリー設立前に委託醸造した「大地の序章(山幸54%、清舞46%)」を発売。12カ月にわたって木樽で熟成したワインは、豊かな樽香としっかりとしたボディを特徴としている。
Makuake上のプロジェクトでは、7500円~4万円の13コースを用意した。それぞれの金額に応じて、「山幸」「清舞」2本セットや「山幸」生産者別4本セット、「清舞」生産者別4本セットなどのリターンを提供する。ワインは、2021年7月末までに届けられる予定だ。
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めむろワイナリー 自社初醸造、畑ごとのワイン発売について