能作は2022年7月15日、赤ワイン専用の「錫マドラー」を発売した。マスターソムリエである高野豊氏が監修し、かき混ぜるごとにワインの味わいの変化を楽しめる。
錫は、サビや腐食に強く、抗菌作用があるため、食器として使用できる。飲み物の味わいをまろやかにすると言われ、タンブラーや酒器などにも利用されている。能作では、柔らかく曲げやすい純度100%の錫を使用し、さまざまなアイテムを製作している。
新たに発売した「錫マドラー」は、高野氏の“茶道具の茶せんのような形で、ワインの香味の変化を楽しめるマドラー”というアイデアを基に生み出された。マドラーの先端には、茶せんの形を模した錫100%の穂を付けている。錫の特性である柔らかさを生かし、穂の部分は形を自由に変えることができる。好みの形に曲げ、赤ワインをかき混ぜることで、香味の変化を楽しめる。
価格は1980円(税込)。国内に13店舗ある「能作」直営店をはじめ、首都圏の「イオンリカー」9店舗、北陸の「イオン」「イオンスタイル」7店舗で購入が可能だ。