2022年07月

神奈川県の小網代湾海底で熟成させた「海底熟成ワイン」を24本限定販売

ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルは2022年8月1日、海底熟成ワイン「ウンブリア・ロッソ」「ウンブリア・ビアンコ」を発売する。神奈川県三浦市の小網代湾の海底で熟成させたワインで、ホテル内のレストランや販売店で販売する。

今回、同ホテルで販売する海底熟成ワインは、「小網代湾 海底熟成ワインプロジェクト」で開発。地域を活性化し、新しい特産品や価値を生み出すため、小網代湾の豊かな海洋環境を生かした取り組みとして行われた。

小網代湾は水温や波の穏やかさが安定しており、ワイン熟成のための条件が整っている。“天然のワインセラー”ともいえるその海底に、同ホテルのソムリエが厳選した赤・白ワインを沈め、6カ月ほど熟成させた。

潮の満ち引きや波、海流などがワインに影響を与え、白ワインは酸のトーンが抑えられ、まろやかな口当たりに、赤ワインは果実味が穏やかで熟成感が楽しめる味わいに変化した。海底熟成の証として、石灰藻やフジツボをまとったボトルは世界に1本しかない特別感を楽しめる。

各12本、限定24本の販売となり、価格はいずれも5500円(税込)。シリアルナンバー付きのカードと専用ギフトボックスを用意しており、ホテル内のショップ「アイ マリーナ」で購入できる。また、ホテル内の3つのレストランで注文した場合は、9000円(税・サービス料込)での提供となる。

<関連リンク>
限定24本のプレミアムワインがついに解禁!水深12mの “天然のワインセラー” で熟成させた「海底熟成ワイン」8月1日より販売開始

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。