モトックスは2022年12月2日、長期熟成のシャンパーニュ「ラレサンス ブリュット ミレジム 2006」の取り扱いを同年11月下旬より開始したと発表した。
つくり手のボーモン・デ・クレイエールは、1955年に設立された、フランス・シャンパーニュ地方の生産者協同組合だ。シャンパーニュ地方では珍しく、完全自社生産体制を設立当時から貫いている。
そのワインづくりを特徴づけるのは、“キュヴェの神髄”と呼ばれる最高純度の果汁「クール・ド・キュヴェ」だ。特別な設備と手間をかけて得られるこのキュヴェは、一般的な第一搾汁のキュヴェの半量にしかならない。そのため、ほとんど使用されることはないが、ボーモン・デ・クレイエールでは、全てのシャンパーニュにこのクール・ド・キュヴェを使用している。
今回発売する「ラレサンス ブリュット ミレジム 2006」は、ファンを多く抱えながらも供給難で終売となった「ノスタルジー ブリュット ミレジム」のフランス国内限定流通ラベルとなる。最高純度の果汁を使用した、最上級のキュヴェだ。
限定された区画から収穫したぶどうを使用し、オーク樽で6カ月熟成させた後、デゴルジュマン(澱抜き)までに108カ月以上かけて瓶内熟成している。きめ細かく繊細な泡立ちを特徴とし、砂糖漬けのフルーツ、スパイス、栗のクリームを思わせる豊かで力強い香りを楽しめる。エレガントかつフレッシュな味わいで、長く続く余韻は、炒ったアーモンドやブリオッシュを思わせる。
希望小売価格は1万8000円(税別)で、240本限定での販売となっている。
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240本限定!108カ月以上もの長期熟成を経たシャンパーニュ ボーモン・デ・クレイエール「ラレサンス ブリュット ミレジム 2006」新発売