NIKI Hillsヴィレッジは2023年2月28日、北海道仁木町からの委託事業「令和4年度仁木町子ども体験塾特別講座」の全カリキュラム終了を発表した。同町の小学4年生を対象とし、収穫、醸造、ラベル貼りというワインづくりの体験授業を3回にわたって実施した。
「仁木町子ども体験塾特別講座」とは、仁木町で生まれ育つ子どもたちの“生きる力”と“ふるさと仁木”への愛着を醸成するため、同町の観光資源であるワイン産業への理解を深めてもらうことを目的としている。今回で3年目となる同事業では、NIKI Hills Wineryで10月に収穫、11月に醸造、翌年2月にラベル貼りという、ワインづくりの体験を行っている。
カリキュラムを終えた子どもたちには、同ワイナリー総支配人の舟津氏から、体験修了を証明するオリジナルの「ジュニアマエストロ修了証」が手渡された。この修了証は、日本ソムリエ協会名誉顧問の熱田貴氏が発案したもので、裏面にはレオナルド・ダ・ヴィンチの「良いワインがつくられる土地に生まれる人は幸福だと思う」という言葉が書かれている。
また、子どもたちが手掛けた「マイボトル」は、NIKI Hills Wineryで10年間保管される。そのエチケット(ラベル)には、10年後、20歳になった自分に宛てたメッセージを、子どもたちそれぞれが書いている。
NIKI Hills Wineryでは、仁木町の代表的な産業として、ワインづくりを誇りに思ってもらえるような活動を続けるとしている。
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ワインボトルに10年後20歳になる自分へメッセージ。故郷への愛着を醸成する事業「仁木町子ども体験塾」実施