エプソンアヴァシスは2023年6月1日、長野県塩尻市で、地方企業の課題解決とワインづくりに取り組む副業人材の募集を開始した。「『副業×ワインづくり』で地方暮らしの未来を拓く」をテーマにした社会実験に伴い、体験を通じて将来性を検証する人材を4人募集する。
近年、地方移住や多拠点生活が注目を集めており、豊かな自然に囲まれた長野県は、人気の移住先となっている。長野県は全国第2位のワイナリー数を誇り、ワインづくりの環境が多くの人を引き付けている。
今回の社会実験では、「地域企業×地域ならではの体験(ワインづくり)」という地方における新しい暮らしのスタイルを検証する。同年8月から約6カ月間、長野県塩尻市で居住または二拠点生活を行い、週1日程度、地方企業であるエプソンアヴァシスで副業する。また、週1日程度、塩尻市内のワイナリーでワインづくり体験に参加する。
ワインづくり体験では、塩尻市内のワイナリーやぶどう畑で、除葉、植樹、収穫など、季節に応じた栽培・醸造の工程に参加。ワインの専門家でなくても行える作業に取り組む。
参加募集人員は4人で、書類による1次選考、オンライン面談による2次選考、現地視察と面談による最終選考で選ばれる。社会実験期間は、2023年8月21日~2024年1月31日まで。住居は、塩尻市内のシェアハウスに入居する。
副業人材の募集要件や実施内容の詳細については、2023年6月1日と7日に開催される無料説明会イベント(オンライン開催あり)で案内される。なお、説明会に参加できない人でも、イベント申し込みをしておけば、後日公開予定のアーカイブで確認できる。