ケアフィットファームワイナリーは2023年7月25日、ナチュラルワイン「Naked Orange(ネイキッドオレンジ)」「Naked Kohaku(ネイキッドコハク)」「Naked Ruby(ネイキッドルビー)」の2022ヴィンテージを発表した。同日より順次リリースする。
日本ケアフィット共育機構が運営するケアフィットファームワイナリーは、2011年に有志で開始したぶどう畑の再生をきっかけに、2016年に事業化したダイバーシティワイナリー。2019年に醸造免許を取得し、2020年には酸化防止剤無添加で、野生酵母を活用したナチュラルワインづくりを開始した。障害のある人や高齢者といった多様なメンバーが参加しており、化学肥料や殺虫剤の使用を抑えたぶどうを手摘みで収穫し、醸造や瓶詰め、ラベル張りまで、ワインづくりの作業に協力して取り組んでいる。
今回リリースするナチュラルワインのうち、「Naked Kohaku」は昨年特に人気を集めたオレンジワインだ。新ヴィンテージは、山梨県甲州市勝沼にある自農園の甲州を100%使用し、赤ワインと同じように果皮や種を果汁と一緒にタンクに入れ、酸化防止剤無添加、野生酵母で発酵させている。
無ろ過で仕上げた後、12日間の醸しを経て搾汁し、さらに6カ月間ステンレスタンクで熟成させる。醸し期間に注力することで、白桃、アプリコット、ダージリンのような香りとタンニンによる渋味、穏やかな酸味を持つバランスの良い味わいに仕上げた。
価格(税込)は、「Naked Kohaku 2022」「Naked Ruby 2022」が各3190円、「Naked Orange 2022」が2530円。ケアフィットファームの楽天サイトで購入できる。
2022ヴィンテージはこの他に、昨年の2021ヴィンテージが1カ月で完売するほど好評だった「TOXICⅡ」、オレンジワインの「Kohaku」、赤ワインの「Ruby」など、樽熟成した3種のワインを発売予定だ。
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