2023年08月

ケアフィットファームワイナリー「Naked Orange」など2022ヴィンテージ3種を発売

ケアフィットファームワイナリーは2023年7月25日、ナチュラルワイン「Naked Orange(ネイキッドオレンジ)」「Naked Kohaku(ネイキッドコハク)」「Naked Ruby(ネイキッドルビー)」の2022ヴィンテージを発表した。同日より順次リリースする。

日本ケアフィット共育機構が運営するケアフィットファームワイナリーは、2011年に有志で開始したぶどう畑の再生をきっかけに、2016年に事業化したダイバーシティワイナリー。2019年に醸造免許を取得し、2020年には酸化防止剤無添加で、野生酵母を活用したナチュラルワインづくりを開始した。障害のある人や高齢者といった多様なメンバーが参加しており、化学肥料や殺虫剤の使用を抑えたぶどうを手摘みで収穫し、醸造や瓶詰め、ラベル張りまで、ワインづくりの作業に協力して取り組んでいる。

今回リリースするナチュラルワインのうち、「Naked Kohaku」は昨年特に人気を集めたオレンジワインだ。新ヴィンテージは、山梨県甲州市勝沼にある自農園の甲州を100%使用し、赤ワインと同じように果皮や種を果汁と一緒にタンクに入れ、酸化防止剤無添加、野生酵母で発酵させている。

無ろ過で仕上げた後、12日間の醸しを経て搾汁し、さらに6カ月間ステンレスタンクで熟成させる。醸し期間に注力することで、白桃、アプリコット、ダージリンのような香りとタンニンによる渋味、穏やかな酸味を持つバランスの良い味わいに仕上げた。

価格(税込)は、「Naked Kohaku 2022」「Naked Ruby 2022」が各3190円、「Naked Orange 2022」が2530円。ケアフィットファームの楽天サイトで購入できる。

2022ヴィンテージはこの他に、昨年の2021ヴィンテージが1カ月で完売するほど好評だった「TOXICⅡ」、オレンジワインの「Kohaku」、赤ワインの「Ruby」など、樽熟成した3種のワインを発売予定だ。

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About the author /  tomo

量販店の販売員、製造メーカーの設計部を経て、フリーライターに転身。ゆっくりお酒を飲みながら愛猫と戯れる夜のひと時に幸せを感じている。