MHD モエ ヘネシー ディアジオは2023年10月11日、アメリカ・カリフォルニアを代表するワイナリー、ジョセフ フェルプスが手掛ける「インシグニア」「カベルネ ソーヴィニヨン」を同月より順次発売すると発表した。
ジョセフ フェルプスは、建設業界で名の知れた存在であり、ワインの醸造家でもあったジョセフ・フェルプス氏が、1973年に設立したワイナリー。当時は未開拓だったナパ・バレーにぶどう畑のための土地を購入し、ワインづくりを開始した。
フェルプス氏はワインづくりの基礎を築き上げ、1974年にはカリフォルニア初となるブレンドワイン「インシグニア」をリリース。当時、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなど品種別に醸造たワインが一般的だったカリフォルニアにおいて、数種類のぶどうをボルドースタイルで独自にブレンドした「インシグニア」は、プロプライエタリー・レッドという新たなジャンルを切り開いた。
ナパ・バレーのアイコンワインともいえる「インシグニア」は、赤い果実、クレームドカシス、葉タバコ、バラの花びらの力強いアロマが香り、ジューシーで濃厚な味わいを楽しめる。ブラックベリーやラズベリー、ブラックカラント、ダークチョコレートの風味が広がり、魅惑的なエネルギーと上品さを兼ね備えたダイナミックな1本だ。希望小売価格は5万3000円(税別)。
設立当初からつくられていた「カベルネ・ソーヴィニヨン」は、クラシックなナパ・バレーのワインの特徴を持つ。若々しくフレッシュなエネルギー、しなやかなタンニンのストラクチャーとフィネス(精妙さ)が軽快なバランスを保ち、スミレ、ダークフルーツ、タバコ、土っぽいドライハーブのアロマが香る。希望小売価格は1万6000円(税別)となっている。
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カリフォルニアを代表する実力派ワイナリー「ジョセフ フェルプス」より『インシグニア』、『カベルネ ソーヴィニヨン』2023年10月より順次取り扱いスタート