エノテカは2024年1月1日、イタリアワインの銘醸地ピエモンテ州のジョヴァンニ・ロッソから、赤ワイン「バローロ」など6種を発売した。
ジョヴァンニ・ロッソは、19世紀からぶどうを栽培してきた家族経営のワイナリー。現在は4代目のダヴィデ・ロッソ氏が当主を務め、ワインメーカーとしての卓越した才能が高く評価されている。
最高級の赤ワインとして知られる「バローロ」の中でも、特に厳格で長期熟成能力の高いワインを生み出すセッラルンガ・ダルバ村を拠点としており、銘醸畑「ヴィーニャリオンダ」「セッラ」「チェレッタ」など、著名な畑を多く所有している。ダヴィデ氏は”ワインはテロワールを完璧に反映させたものでなくてはならない”という考えのもと、テロワールの特徴を深く理解し、ワインの味わいを表現している。
今回は、「ランゲ・ネッビオーロ」(4950円)、「バローロ・デル・コムーネ・セッラルンガ・ダルバ」(9900円)の2種と、日本初入荷となる「ロエロ・アルネイス」(3850円)、「バルベラ・ダルバ・ドンナ・マルゲリータ」(4180円)、「バローロ」(8580円)、「バローロ・セッラ」(1万8700円)の4種、計6種を発売(価格はいずれも税込)した。
中でも「バローロ・デル・コムーネ・ディ・セッラルンガ・ダルバ」は、セッラルンガ・ダルバ村の標高300~350mに位置する南東向きと南西向きの畑のぶどうを使用。50hlのフレンチオーク樽で18~36カ月熟成させており、チョコレートや熟したラズベリー、プラム、こしょうなどの華やかな香りを特徴とする。心地よいタンニンと柔らかな舌触りを感じる、風味豊かでジューシーな味わいを楽しめる。