2024年01月

「缶詰ワインの世界市場2023年~2030年」レポート発表、市場は今後13.2%超の成長率で拡大

H&Iグローバルリサーチは2024年1月5日、「缶詰ワインの世界市場2023年~2030年:製品別、流通チャネル別、地域別」市場調査レポートの販売を開始した。Bizwit Research & Consultingが調査・発行した報告書で、缶詰ワインの世界市場に関する情報がまとめられている。

ワインは通常、瓶に詰めて販売される。しかし現代では、瓶による伝統的な提供方法だけでなく、ペットボトルや缶に詰めて販売されるワインも増えてきている。中でも缶詰ワインは、瓶と比較してワインの品質を保ちやすく、利便性も高いことから、近年人気を集めている。

今回のレポートは、北米やヨーロッパに加え、アジア、中南米、中東、アフリカを対象とし、2023~2030年の期間で缶詰ワインの市場について予測。スパークリングワインや酒精強化ワインなど製品による区分や、スーパーマーケット、オンラインショップなどの流通チャンネルによる区分など、さまざまな側面から調査して今後の動向を予測している。

Bizwit Research & Consultingによると、世界の缶詰ワイン市場は、2022年に約271.75百万米ドルと評価され、今後もその需要は伸びると予想される。レポートでは、2023~2030年の予測期間に、同市場は13.2%を超える成長率で拡大すると見込んでいる。特に北米は、eコマースプラットフォームでの利用増加や環境に優しい代替パッケージの導入などが、2022年の市場をリードした。アジア太平洋地域では、中国や日本、韓国、インドなどでの高い消費量が需要を強化し、予測期間中に最も高いCAGR(年平均成長率)での成長が見込まれている。

レポートはPDF形式で提供され、同社が運営する市場調査レポートの通販サイト「MarketReport.jp」から購入できる。

<関連リンク>
「缶詰ワインの世界市場2023年~2030年:製品別」市場調査資料を販売スタート

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。