フィナンシェは2024年1月29日、「瀬戸内を旅する熟成ワインプロジェクト」のサポーター募集とトークンの発行・販売を開始した。トークンを販売してその収益をプロジェクトの支援金として受け取り、サポーターへ特典や体験などを還元する、トークン型のクラウドファンディングの仕組みを活用している。
瀬戸内醸造所は、2019年に広島県三原市で創設されたワイナリー。耕作放棄地や農業の担い手不足といった、地域問題の解決に向けたプロジェクトに取り組んでいる。農業の六次産業化を目指し、ワインやシードルの製造などを行っており、次の取り組みとして、熟成ワインの生産にチャレンジする。
今回のプロジェクトでは、より高品質な瀬戸内テロワールの表現とブランド化を目指す。長期熟成を楽しめるワインをつくるためには、質の高いぶどうが不可欠だ。そのため、熟成ワインをつくり上げることによって、農業力の高さをアピールする狙いだ。
プロジェクトは現在、クラウドファンディングサービス「FiNANCiE」でトークンを販売中。購入したトークンは、熟成ワインを優先購入することなどに使用できる。
<関連リンク>
瀬戸内醸造所が地域の魅力を広めるプロジェクトを始動。年間1,500本限定生産の熟成ワイン優先購入権など、保有特典付きトークンの発行・販売を開始!