相模原市は2024年2月19日、神奈川県相模原市中央区にキャンパスのある青山学院大学、同区内に醸造所のあるケントクワイナリーとコラボレーションし、オリジナルラベルの相模原ワイン「さがみわいん」を発売した。青山学院大学シビックエンゲージメントセンターによる「相模原市中央区魅力発掘・創造・発信プロジェクト(愛称:わかば)」の学生が発案・企画したワインとなる。
相模原市中央区は、若い世代の視点をまちづくりに反映するため、区内にキャンパスのある大学との連携事業に取り組んでいる。その一環として、青山学院大学の組織であるわかばとも、さまざまな連携プロジェクトを実施している。
今回発売した「さがみわいん」は、わかばの自由企画チームに所属する学生4人が企画したものとなる。2023年7~8月にプロジェクトテーマの企画立案が行われ、同年10~11月にケントクワイナリーの協力を得て、わかばのメンバーがぶどうの収穫と醸造を体験した。
さらに同年11月には、公募したラベルデザインの中から、理工学部4年の滝沢雅哉氏の作品を採用。滝沢氏はデザインについて、「中央区にあるJAXA相模原キャンパスをイメージした。ギリシャ神話の豊穣と葡萄酒と酩酊の神である“ディオニュソス”と、月との関わりが深い“ウサギ”が天空で乾杯している姿を描いた」とコメントしている。
「さがみわいん」は、ケントクワイナリーの自社農園で栽培したサンジョベーゼ、シラー、メルローを使用したスパークリングワイン。20℃以下低温発酵により、爽やかな果実の香りときめ細かい泡感、程よい酸味を特徴としている。100本の数量限定販売で、価格はオープン。ケントクワイナリーオフィシャルサイトでは2200円(税込)で販売している。他に、さがみはらアンテナショップなどでも購入できる。
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