サッポロビールは2024年12月25日、スペインワイン「マルケス・デ・リスカル ティント・レセルバ」「同 ハーフ」のパッケージをリニューアルすると発表した。ボトルの真ちゅう製網掛けを廃止することで、年間1万4000キロの大幅な廃棄物削減を見込む。
スペイン王室御用達のワインも手がけるマルケス・デ・リスカルは、1858年にエルシエゴ村で設立されたリオハを代表するワイナリー。これまで約150年にわたり、未開封で中身が入れ替えられていない証としてボトルに真ちゅう製網掛けをしてきたが、今回、これを廃止することを決定。サステナビリティ目標の達成に向けた取り組みの1つとして、2025年5月製造分より順次対応していく。
他にも、2018年からルエダにある全ての自社所有畑で有機栽培の認証を受けたり、リオハのワイナリーに太陽光発電パネルを設置するなど、サステナビリティへの取り組みを進めている。サッポロビールでは、こうした活動に賛同し、今後も持続可能な社会の実現を目指すとしている。