西日本鉄道は2022年6月15日、生のイチゴを使用したフルーツワイン「あまおうプレミアムスパークリングワイン」の販売を開始した。
同社は、西鉄沿線の生産者と連携し、沿線で生産される農作物を活用した新商品の企画・販売に取り組んでいる。その一環として、2013年より「あまおうプレミアムスパークリングワイン」を販売している。
福岡県南部の水郷・柳川で栽培したあまおうを原料とし、久留米市の耳納連山中腹に位置するワイナリー、巨峰ワインが醸造を手掛ける。1粒1粒を手摘みしたあまおうは、収穫から2日以内にワイナリーに送られ、木の破砕機で軽く潰してからタンクに入れられる。
ある程度発酵させた後、風呂敷で包んだモロミをアカシアの板で挟んで圧力をかけ、ワインの雫を集める「雫醸し」の手法でつくられ、あまおうならではの芳醇な香りや味わいを実現している。新鮮なあまおうを1本あたり50粒使用しており、美しいルビー色の外観は、見た目にも楽しめる。
価格(税込)は、フルボトルが3124円、ハーフボトルが1848円。製造本数は両ボトル合計で3400本程度となっている。
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「あまおうプレミアムスパークリングワイン」の販売を開始します!