2023年02月

グラス1杯分の日本ワインセット「わいんたび 日本遺産ワイン編」発売

KNT-CTホールディングスは2023年2月3日、「わいんたび 日本遺産ワイン編」を発売すると発表した。日本遺産の構成文化財に指定されている複数のワイナリーでつくられたワインをセットにしたもので、内容の異なる5種を用意する。

「わいんたび」は、日本全国のワイナリーをエリアでまとめ、1つのセットとして販売する同社独自の企画商品だ。グラス1杯分のワインが3~6本のセットになっており、気軽に日本各地のワインを楽しむことができる。2022年8月には、第1弾として「わいんたび 九州編」を販売。続く第2弾として、「わいんたび 日本遺産ワイン編」を発売する。

「わいんたび 日本遺産ワイン編」は、山梨県甲州市と茨城県牛久市という2つの産地をテーマにしている。甲州市と牛久市は、140年にわたる日本ワインの歴史において、重要な位置を占める。2020年には、両市による「日本ワイン140年史~国産ブドウで醸造する和文化の結晶~」が、文化庁の日本遺産(No,86)に認定されている。

日本遺産ワイン編では、日本遺産(No,86)の構成文化財に指定されている5つのワイナリーのワインが堪能できる「コンプリートセットA」「コンプリートセットB」を提供。また、構成文化財の3つのワイナリーの赤、白、ロゼが楽しめる「3本セットC」、昔ながらの一升瓶ワインを楽しめる「一升瓶ワイン文化に触れる3本セットD/E」も用意する。

国の重要文化財に指定されている牛久シャトーをはじめ、ワインショップの主屋が登録有形文化財となっている原茂ワインなど、5つのワイナリーのワインを取り扱うセットは、2023年3月1日に発売。公式ECサイト「近畿日本ツーリストe-MARKET」や甲州市・牛久市の取扱店舗で販売するほか、首都圏などにも販売エリアを順次拡大する予定だ。

<関連リンク>
KNT-CTホールディングス×ワイン文化日本遺産協議会 共同企画“欲しい”を叶え、“行きたい”をつくるグラス1杯サイズの「わいんたび」【日本遺産ワイン編】を数量限定発売

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。