山梨県ワイン酒造組合は2023年11月3日、東京都港区の芝公園で「山梨ヌーボーまつり」を開催する。また同月19日には、地元・山梨でも開催され、それぞれの会場で2023年の新酒が解禁される。
ヌーボーと言えば、フランス・ブルゴーニュ地方のボージョレ地区の新酒「ボージョレ・ヌーボー」が有名だ。しかしヌーボー(新酒)は、フランスワインだけではなく、日本ワインにもある。
山梨県ワイン酒造組合では、2008年に毎年11月3日を「山梨ヌーボー」の解禁日と決め、「ボージョレ・ヌーボー」より一足早く新酒を提供している。「山梨ヌーボー」は、山梨県で収穫した甲州やマスカット・ベーリーAを使い、山梨県内で醸造した新酒ワインだ。
山梨ヌーボーの解禁に合わせて開催される「山梨ヌーボーまつり」には、白百合醸造や勝沼醸造、蒼龍葡萄酒、シャトー・メルシャン、丸藤葡萄酒工業、サントリー 登美の丘ワイナリーなど、山梨県内から38社のワイナリーが参加する。60を超える新酒をテイスティングでき、気に入ればその場で購入することも可能だ。
有料試飲はチケット制となっており、東京会場は3500円(前売りは3000円)、山梨会場(山梨小瀬スポーツ公園)は2500円。どちらの会場のチケットも、ワイングラスと試飲チケット10枚が付いている。
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山梨ヌーボーまつり