2019年4月24日、「バリューボルドー2019」のプレス向け発表会が「ザ・ストリングス表参道」にて行われた。
会場内には、今回バリューボルドーを受賞したワインに加え、受賞は逃したもののコスパの良いボルドーワインがずらりと並んだ。オススメのワインを選んでいただいたので、ご紹介したい。
アサヒビール
メドック・プライヴェート・リザーヴ （バリューボルドー受賞）
作り手：シュレーダー・エ・シーラー
品種：カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン
特徴： シュレーダー・エ・シーラー社は1739年創業の老舗ネゴシアンで、ボルドーのグラン・クリュ「シャトー・キルヴァン」を所有する。このワインはメドックのカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロを７：２の割合で使用、しっかりとした骨格とエレガントさが両立している。バランスが良く、飲みごたえもあるワイン。
参考価格：1,830円
シャルトロン・ラ・フルール・ブラン （バリューボルドー受賞）
作り手：シュレーダー・エ・シーラー
品種：ソーヴィニヨン・ブラン
特徴： シュレーダー・エ・シーラー社の作るワインの中ではカジュアルな価格帯の白だが、非常に丁寧に作られている印象。ソーヴィニヨン・ブランのフレッシュな果実味、白い花の香りがかぐわしい。癖がなく飲みやすく、多くの料理に合わせやすそうだ。
参考価格：1,200円
シャトー・ヴィラ・ベレール・ルージュ 2012
作り手：シャトー・ヴィラ・ベレール
品種：メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン
特徴： ACグラーヴで作られる、ボディがしっかりしたワイン。「シャトー・ヴィラ・ベレール」はカーズ・ファミリーが1988年に購入した後、設備を一新。高品質なワインを生み出している。この赤は、黒果実の香りやバニラのニュアンスが感じられ、豊かな果実味と凝縮感がある。カーズ・ファミリーは名門「シャトー・ランシュ・バージュ」のオーナーとしても知られる。
参考価格：3,300円
