フランス・ガスコーニュ地方の白ワインのパイオニアである、ドメーヌ・タリケ(Domaine Tariquet)。2025年1月下旬には、オーナーの1人であるアルミン・グラッサ氏と営業担当のシモン・ボワシエラ=ヌーヴィル氏が来日した。

左から、アルミン・グラッサ氏とシモン・ボワシエラ=ヌーヴィル氏
今回は、その際に開かれたランチ会でうかがった話を中心に、「タリケ ロゼ」について紹介する。
タリケ ロゼとは
フランスを代表するブランデー「アルマニャック」と白ワインのつくり手として知られる、ドメーヌ・タリケが手がけるロゼワイン。
このワインのためだけに赤ワイン品種を植えているわけではなく、実は初代がドメーヌ・タリケを購入した時に既に植えられていたぶどうを使用している。テロワールや品種の個性を、“あるがまま”に受け止めて表現する、ドメーヌ・タリケらしいワインだ。他に赤ワインもつくられているが、ごく少量のため、国内でのみ消費されているとのこと。
タリケ ロゼ 2023
タイプ・味わい:ロゼ・辛口
品種:シラー45%、マルベック25%、カベルネ・フラン15%、メルロー15%
参考小売価格:1328円(税別)
ヴィーガン対応
生産者が語る味わい
アルミン氏はこのワインについて、「カベルネ・フランやマルベックをブレンドしているので、色味がきれいです。赤い果実の香りがするいいロゼであり、酸も高くてフレッシュ」と表現する。
ロゼワインは、料理の楽しみを広げるワインだと感じているそうで、「ワイン単体でも楽しめますし、アペタイザーにもマグロとか赤身の魚、トマトともすごく合います。『タリケ コーテ』と同様に、スパイシーな料理との相性も良いですね」と語ってくれた。
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