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缶入りタイプが登場するなど、かなり身近になってきているスパークリングワイン。
炭酸でサッパリしたい夏、クリスマスなどのイベントが盛りだくさんの冬、アウトドアシーズンの春と秋。いつでも気軽にスパークリングワインを楽しみたいけど、どれを選べばいいか分からないという人も多いのではないだろうか。
そこで手に取りやすいニューワールド「オーストラリア」のスパークリングワインの中から、オススメの人気ワインを3つ紹介したいと思う。
シャンパンに似た味わい「ジェイコブス・クリーク シャルドネ ピノ・ノワール」
オーストラリアで最も人気のあるジェイコブス・クリークが手掛けるスパークリングワインで、シャンパンに似た味わいを持つと言われているのがジェイコブス・クリーク シャルドネ ピノ・ノワールだ。
「シャンパンに似た味わい」なのには理由がある。シャルドネを75%、ピノ・ノワールを25%使用。シャンパーニュ地方と同じ酵母で発酵させ、さらにシャンパンと同様に瓶内2次発酵をさせているのだ。
サッパリとした味わいで、どんな料理とも合う。シーンを選ばす活躍する1本だ。手頃な値段で本格的な味わいを求めるならば、試してみてもらいたい。
⇒ ジェイコブス・クリーク シャルドネ ピノ・ノワールについて詳しく見る
マスカットなのにロゼワイン「ジェイコブス・クリーク マスカット・ロゼ スパークリング」
ジェイコブス・クリークが生産するスパークリングワインをもう1本紹介しよう。ジェイコブス・クリーク マスカット・ロゼ スパークリングだ。
主な使用品種はマスカット。通常、マスカットを使用したワインは白だが、同ワインはロゼワインとなっている。まさに、伝統や固定観念にとらわれないニューワールド的発想だ。
きれいな色合いと程よい甘さを持ち、アルコール度数も低い。ワイン初挑戦の人や、ワインが苦手な人でも楽しめるのではないだろうか。
⇒ ジェイコブス・クリーク マスカット・ロゼ スパークリングについて詳しく見る
モエ・エ・シャンドンが手掛ける「シャンドン ブリュット NV」
シャンドン ブリュット NVは、フランスで最高級のシャンパンを産すると言われる「モエ・エ・シャンドン」が、オーストラリアに設立したドメイン・シャンドン・オーストラリアが製造したスパークリングワイン。
もちろん、使用品種や製造方法は、モエ・エ・シャンドンが産するシャンパンと同じ。シャルドネ種60%とピノ・ノワール種40%が使用され、シャンパーニュ地方の伝統的な瓶内2次発酵が行われ、18カ月間の熟成を経て出荷となる。
柑橘系の香りと豊かな果実味、繊細でしっかりとした泡立ちを持つ。言うまでもなく、シャンパンと酷似した本格的な味わいだ。
シャンドン ブリュット NVのほかに、「シャンドン ロゼ NV」もある。もちろん、本場シャンパーニュの製造方法、味わいを受け継いでいる。