アルカンは2015年10月15日、イタリアのワイナリー「ピオ・チェーザレ」と「ブランカイア」のワイン16種の取り扱いを開始した。ピオ・チェーザレは、130年以上の歴史を持つ、ピエモンテ州最古のワイナリー。ブランカイアは、トスカーナ州の新興ワイナリーで、行き届いた品質管理など、こだわりの醸造熟成に定評がある。
アルカンは2015年10月15日、イタリアのワイナリー「ピオ・チェーザレ」と「ブランカイア」のワイン計16種の取り扱いを開始した。アルカンは、ジャパン・フード&リカー・アライアンス(JFLA)の子会社で、ヨーロッパを中心に食材を輸入し、日本で販売を行っている。
ピオ・チェーザレは、イタリアのピエモンテ州にあるワイナリーだ。「バローロ」「バルバレスコ」などの有名ワイナリーを有するピエモンテは、2014年に“ピエモンテのぶどう畑の景観”が世界遺産に登録されるなど、高品質なワインの産地として知られている。中でもピオ・チェーザレは、130年以上の歴史を誇る、ピエモンテ最古のワイナリーとされる。今回は、DOCGワインの「“イル・ブリッコ” バルバレスコ」をはじめとする赤ワイン7種と白ワイン3種の計10種がラインアップに加えられた。
一方、ブランカイアは、比較的歴史の新しいワイナリーだ。イタリア中西部に位置するトスカーナ州で1981年に創業し、熟成庫に空調設備を設置するなど、徹底された品質管理に取り組んでいる。創業からわずか2年で、キャンティ・クラシコの試飲会で1位を獲得するなど、その確かな実力に定評がある。新たに取り扱いを開始するのは、DOCGワインの「キャンティ・クラシコ」など赤ワイン5種、白ワイン1種の計6種となる。
イタリアワインの伝統と新風を楽しみたいという人は、ピオ・チェーザレ、ブランカイアという2つのワイナリーが提供する味わいを試してみてはいかがだろうか。