西友は2015年10月31日、有機ぶどうでつくられた「ビオワイン」を全国の店舗で販売開始した。今回発売するのは、自然派ワインブランド「ビオレーベ」の「カベルネ・ソーヴィニヨン」「メルロー」「テンプラニーリョ」の3種。価格は780円と手ごろで、ビオワイン初心者でも安心して楽しめる。
有機栽培されたぶどうを使用し、醸造される「ビオワイン」。ここ数年、日本でも注目が集まってきているが、味や価格などの面から、まだまだ一般に浸透しているとは言い難い。そのため、自然志向で体にいいワインを選びたいと思っていても、選択肢が少ないのが実情だった。こうした声を受けて西友では、2015年10月31日より全国の店舗でビオワインの販売を開始した。
「BIO(ビオ)」とは、オーガニックな製品であることを示している。EUでは、法律で“ビオはオーガニック”であることが規定されており、オーガニック認証を得ずに「ビオ」と表示することは禁じられている。特にフランスでは有機栽培への関心が高く、有機農業への従事者も年々増えているという。
西友が輸入・販売を開始するのは、ヨーロッパでも人気の「ビオレーベ」のワインだ。「ビオレーベ」は自然派ワインブランドで、有機ぶどうにこだわったワインづくりに取り組んでいる。今回は、フランス産の赤ワイン「カベルネ・ソーヴィニヨン」「メルロー」と、スペイン産の赤ワイン「テンプラニーリョ」が発売される。ビオワインにありがちなにごりや独特の風味も少なく、多くの人が楽しめる味になっているという。
価格は3種とも780円(税別)。興味はあるものの、高くて手を出せなかったという人も気軽に試せる手ごろさがうれしい。健康のため、ワインにもこだわりたいという人は、オーガニックなワインを選んでみてはいかがだろうか。
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