サントリーワインインターナショナルは2015年11月下旬から、価格が1200円以上となる中高価格帯(プレミアム)のワイン計11種を全国で販売開始した。今回販売するのは、カリフォルニアのウィリアム・ヒル・エステートやイタリアのマクランといった名門ワイナリーの手掛けるワインだ。
近年、ワイン市場が広がりを見せる中、食卓にワインが欠かせない人も増えてきている。そうした消費者の好みやこだわりの多様化に応え、またワイン文化の奥深さや多様性をアピールすべく、サントリーワインインターナショナル(以下、サントリーワイン)が「名門ワイナリーの手掛けるプレミアムワイン」という位置付けで計11種のワインをラインアップに追加した。
今回、サントリーワインから販売されるプレミアムワインをつくり出している名門ワイナリーの1つは、カリフォルニア・ナパヴァレーの有名ワイナリー「ウィリアム・ヒル・エステート」だ。同ワイナリーがナパ・ヴァレーとセントラル・コーストという異なる産地でそれぞれ育てたカベルネ・ソーヴィニョンとシャルドネという2種類のぶどう品種を使ったワイン、計4種を発売。テロワールの特徴を最大限に生かしたこのラインアップは、飲み比べが楽しいはずだ。
また、イタリア北東部・ヴェネト州にて、家族経営ながら高品質のワインを多く産出し注目されているワイナリー「マクラン」からは、蜂蜜を思わせる香りが特徴のヴェスパイオーロ(白)や、シダー(西洋杉)を連想する香りのサルガローネ(赤)など、個性のあるワイン4種類が販売されている。
その他、根強い人気を誇るチリワイン「サンタ・カロリーナ」と「ビニャ・マイポ」両ブランドからも、奥行きのある味わいが特徴のワイン3種が投入された。