伊勢丹新宿店(東京・新宿区)の本館6階催物場において、2018年2月21日~26日まで、「世界を旅するワイン展」が開催される。王道のフランスワインから、「ワイン発祥の地」と言われるジョージアのワインまで、30カ国以上1400種類のワインと出会うことができるイベントだ。
会場には、「世界のワイン」「日本のワイン」「イートイン/フード」という3つの区画がある。
「世界のワイン」の区画では、「シャトー・ムートン・ロートシルト」の2007年ヴィンテージ(3点限り/9万7200円)や、さらに成熟が期待できる2008年ヴィンテージの「コスタセラ・アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ」(30点限り/1万800円)などを販売する。
約8000年前からワインがつくられていたというジョージアからは、白ワイン「ムクラニ・ゴルリ・ムツヴァネ 2016」(36点限り/2916円)や、ユネスコ登録の伝統製法で醸したオレンジワイン「キシ クヴェヴリ 2015」(350点限り/3780円)などがやってくる。日本では滅多にお目にかからないインドワインまで取りそろえられているという。
「日本のワイン」区画では、選りすぐりの国内35ブランドが顔をそろえる。ワインをボトルで購入することはもちろん可能だが、それ以外にも「ワインとツマミとおしゃべりと 造り手と愉しむ日本ワインBAR」コーナーに行けば、その場で日本ワインを楽しむこともできる。
造り手と愉しむ日本ワインBARには、富山県/セイズファームの田向俊氏、山梨県/アルプスワインの前島良氏、長野県/シャトー・メルシャンの生駒元氏、山形県/高畠ワイナリーの川邉久之氏、宮崎県/都農ワインの赤尾誠二氏、大阪府・島之内フジマル醸造所の藤丸智史氏が開催期間中に来店している時間帯もある。彼ら6人のつくり手が普段から楽しんでいるツマミとワインを組み合わせたセットメニューが提供され、タイミングが合えば、つくり手本人と話をしながらおいしいワインと料理を味わうことも可能だ。
他にも、造り手と愉しむ日本ワインBARでは、同じぶどう品種から生まれたワイン3種類を飲み比べできるセットが提供される。「甲州」「マスカット・べーリーA」「デラウェア」といった日本ワインらしいぶどう品種からつくられたワインを飲む比べてみるのもいいだろう。
日本ワインを手掛けるつくり手は、前述の6人以外にもそれぞれのブースに訪れることがある。いつ会場に足を運べば日本ワインのつくり手に会えるのか、興味がある方はこちらのページから来場スケジュールをチェックしてほしい。
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世界を旅するワイン展