日本航空(JAL)は2018年6月26日、国際線のプレミアムエコノミーとエコノミークラスで、オリジナルワイン「DOUBLE “O”」を提供すると発表した。日仏友好160周年を記念したイベント「ジャポニスム2018」の広報企画の1つで、同年8月1日よりロンドンおよびパリ線で提供を開始し、その後、他の路線でも順次導入する。
2018年は、日本とフランスの間で日仏修好通商条約が結ばれてから160年目となる。これを記念して、文化芸術イベント「ジャポニスム2018:響きあう魂」が企画され、同年7月~2019年2月にかけて、パリを中心としたさまざまな会場で50を超えるイベントが予定されている。これに合わせてJALでは、同イベントの広報企画の一環として、国際線でオリジナルワイン「DOUBLE “O”」の提供を開始する。
「DOUBLE “O”」は、JALワインアドバイザーを務める2人の日本人が、フランスのワインメーカーと共同開発したオリジナルワインとなる。フランスの畑で栽培した5種類のぶどう品種を使用し、まさに“日仏合作”で赤・白のワインをつくり上げた。
白ワインは、グルナッシュ・ブラン、マスカット、ヴェルメンティーノ、ヴィオニエ、ゲヴェルツトラミネールをブレンドし、爽やかな香りとほのかな苦み、しっかりとした余韻を味わえる。また、赤ワインは、グルナッシュ・ノワール、シラー、マルセラン、カリニャン、マスカットを使用し、フレッシュで飲みやすいワインとなっている。
「ジャポニスム2018」のロゴマークを冠したワインの提供は、2018年8月から約3カ月を予定している。