ボルドーワイン委員会は2018年7月3日、同団体の日本公式サイトをリニューアルしたと発表した。テイスターたちが厳選したワインリスト「バリューボルドー2018」や、夏におすすめのボルドー白ワインを検索できる機能など、ボルドーワインを選ぶ上で役立つ情報やコンテンツを提供している。
ボルドーワイン委員会は、ボルドーワイン業界を構成するワイン生産者・販売者・仲介者を代理する機関で、1948年に設立された。ボルドーワインの知名度を高めるためのマーケティングをはじめ、その市場と販売に関する情報収集、ボルドーワインを生産する上での技術面の探求などを活動目的として掲げている。
今回リニューアルした日本公式サイトでは、「バリューボルドー2018」を公開。日本の若きテイスター5人が464本ものワインをブラインドテイスティングし、そのうち100本を赤・白・ロゼ・クレマン・甘口のタイプ別に厳選した。サイトでは、「バリューボルドー2018」に選ばれた100本を紹介する「リスト」と、2つの質問から好みの1本を探し出す「セレクションガイド」を用意する。
例えば、日本の暑い夏にはボルドーの白ワインがよく合うが、ソーヴィニヨン・ブランは酸味と爽やかさ、セミヨンは繊細なアロマ、ミュスカデルはマスカットや柑橘類などの香りを特徴としている。こうした品種ごとの特徴を踏まえた上で、セレクションガイドで検索すれば、ワイン初心者でも夏にぴったりの1本を選ぶことができる。
例えば同委員会では、夏におすすめのボルドー白ワインとして、「ドゥルト b ボルドーブラン2016」「シャトー・ボネ ブラン 2015」「バロン ド レスタック ボルドー ブラン 2016」「シャトー・レ・グラーヴ 2016」などを挙げる。いずれも「バリューボルドー2018」に選ばれた逸品で、同サイトで紹介するレシピと合わせて楽しみたい。
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