2016年07月

チリの「イスラ・デ・マイポ ソーヴィニヨン ブラン ヌーヴォ」など3種の“南半球ヌーボー”が発売

南半球の3カ国から、世界で最も早いヌーボー(新酒)が発売される。成城石井は2016年7月5日、南アフリカの「イムブコ シュナンブラン ヌーヴォ 2016」、オーストラリアの「ポーカーフェイス シャルドネ ヌーヴォ 2016」、チリの「イスラ・デ・マイポ ソーヴィニヨン ブラン ヌーヴォ 2016」を発売すると発表した。

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“ヌーボー”とは、フランス語で「新しいもの」を意味する言葉で、ワインではその年に収穫したぶどうで醸造された新酒のことを示す。北半球では、「ボジョレー・ヌーボー」に代表されるように、11月がその出荷時期として知られているが、南半球では季節が逆転しているため、新酒の出荷は6~7月になるという。

ヨーロッパでは、「ボジョレー・ヌーボー」のように解禁日が定められることが多いが、南半球では、新酒の解禁日を決めるという習慣はない。今回、成城石井では、夏に人気の白ワインを特別に“ヌーボー”として醸造してもらい、直輸入した。

“南半球ヌーボー”として、新たに発売される「イムブコ シュナンブラン ヌーヴォ 2016」は、南アフリカを代表する品種シュナンブランを100%使用してつくられた。花の香りと酸味、ミネラルを感じられる、夏にぴったりの爽やかな白ワインに仕上がっている。

オーストラリアのカラブリア・ファミリー・ワインが醸造した「ポーカーフェイス シャルドネ ヌーヴォ 2016」は、緑がかった淡い色合いとフレッシュな味わいを持つ白ワイン。トロピカルフルーツを強く感じさせるような口当たりは、2016年のシャルドネの特徴だという。

また、チリの「イスラ・デ・マイポ ソーヴィニヨン ブラン ヌーヴォ 2016」は、水はけがよく、冷涼な気候で栽培されたソーヴィニヨン・ブランを使って醸造された。柑橘系の果物の爽やかな風味を持った、バランスの良い味わいが楽しめる。

発売は、「イムブコ シュナンブラン ヌーヴォ 2016」「ポーカーフェイス シャルドネ ヌーヴォ 2016」が2016年7月6日、「イスラ・デ・マイポ ソーヴィニヨン ブラン ヌーヴォ 2016」が同月23日の予定。価格はいずれも1290円となっている。

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。