2018年05月

ソムリエ試験の対策問題集『予想問題1000』が発売、新試験のCBT方式にも対応

誠文堂新光社は2018年5月7日、植野正巳著『JSA ソムリエ・ワインエキスパート呼称資格認定試験対策 予想問題1000 2018年度版』を発売した。日本ソムリエ協会(JSA)が毎年実施する「JSA ソムリエ・ワインエキスパート呼称資格認定試験」の対策問題集で、著者は高円寺ワインスクールの代表・講師を務める植野正巳氏。本体価格は2700円となる。

ソムリエは国家資格ではないが、国際ソムリエ協会によって定義づけがなされている。そのためソムリエを名乗るには、認定試験に合格する必要がある。日本では、JSA ソムリエ・ワインエキスパート呼称資格認定試験がそれに該当し、ワインや酒類についての正しい知識を身に付けていなければ合格できないようになっている。

JSAからは、認定試験の学習のために公式教本が発売されている。しかし、その内容は600ページにもわたり、すべてを網羅するのは容易ではないという。同書は、高円寺ワインスクールの代表である植野氏が手掛ける教本で、効率的な学習ができるようまとめられている。

また、2018年の認定試験では、1次試験にコンピューターで解答する「CBT方式」が初めて導入される。1つのテーマに対してさまざまな視点から出題されることや、より多くの問題を解いた経験が重要となってくることが予想される。そのため同書では、1000題もの問題を収載。同じテーマでも違った視点から問われる問題も複数掲載しており、異なる問われ方でもしっかりと正答が導き出せる構成になっている。

<関連リンク>
“合格率92%”のワインスクール講師が解説。1000問解いて一発合格!新試験「CBT方式」にも対応した予想問題集。

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。