女性のワイン専門家が審査する「第17回フェミナリーズ世界ワインコンクール」が、2023年4月3~4日の2日間にわたってフランスで開催された。総出品数3812アイテムの中から、29アイテムの日本ワインが入賞した。
「フェミナリーズ世界ワインコンクール(FÉMINALISE)」は、ワインの本場フランスでTOP 5に入るほど、知名度が高い国際コンクール。女性ソムリエや女性醸造家、女性ワインジャーナリスト、女性シェフなど、世界の女性ワイン専門家がブラインド・テイスティングで審査する。2020年大会から日本酒部門が、2022年大会から焼酎を含む蒸留酒部門が増設され、日本ワインだけでなく、日本酒や焼酎などが多く受賞している。
今大会では、14カ国から3812アイテムがエントリー。日本からは348アイテムが出品され、112アイテムが金賞・銀賞に輝くという好成績を収めた。入賞内訳は、日本ワインが29アイテム、日本リキュールが18アイテム、日本酒が53アイテム、日本産蒸留酒が12アイテムとなる。
日本ワインのうち、金賞を受賞したのは、ジオヒルズワイナリー(長野)、シャン・クレール(山梨)、フジクレールワイナリー(山梨)、サドヤ(山梨)、はこだてわいん(北海道)、岩の原葡萄園(新潟)、駒園ヴィンヤード(山梨)、月山トラヤワイナリー(山形)、東根フルーツワイン(山形)、庄内たがわ農業協同組合 月山ワイン山ぶどう研究所(山形)、大和葡萄酒(山梨)、楠わいなりー(長野)の12社29種のワインだ。
なお、同年6月27日には、表彰式と試飲会が東京都内で開催される。当日は、各部門のTOP OF THE BESTも発表予定だ。
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