モトックスは2024年8月26日、ナチュラルワインのつくり手フォンテーヌ・デ・グリーヴが手がけた「レ・デプリュメ 赤 2022」を発売した。カベルネ・ソーヴィニヨンを100%使用した、弱発泡性の赤ワインとなる。
フォンテーヌ・デ・グリーヴは、フランス南西地区に位置するドメーヌ。醸造家のブノワ・ベリッセ氏は、もともとパリでワインとは無縁の仕事をしていたが、ナチュラルワインに魅せられ、自然派生産者として知られるシャトー・レスティニャックで修行を積んだ。その後、ぶどう農家のフォンテーヌ・デ・グリーヴと畑のスポンサー契約を結び、2018年にワインづくりを開始。2025年には、ドメーヌを購入予定だという。
「レ・デプリュメ 赤 2022」は、樹齢30年のカベルネ・ソーヴィニヨンを使用。醸造は、ベリッセ氏のパートナーで醸造家のレイラ氏が担当した。果汁の1次発酵の途中で瓶詰めしてつくるメトド・アンセストラル方式を採用した果実感あふれるペット・ナットで、イチゴやフランボワーズのような甘やかな香りと甘酸っぱい味わいが優しい泡とともに楽しめる。
なお、使用したカベルネ・ソーヴィニヨンは、ワイナリーの新たな挑戦に向けて2022ヴィンテージの収穫後に畑から引き抜かれた。そのため、今回が最後のリリースという貴重なワインとなる。希望小売価格は4200円(税別)で、生産量600本のうち日本への入荷数は240本となっている。
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