Breaking News

【界 秋保】静かな渓谷美と仙台の美酒、響き合う音色に身を委ねる。宵闇に包まれ月を待ち、心潤う「宵月(よいづき)サロン」誕生
“プロの品質とプロの価格”の業務スーパーはワインも楽しい! 家飲みに使いやすい安うまワイン7選
ファウンド・ストーン シリーズに新ワイン登場!「ファウンド・ストーン ソーヴィニヨン・ブラン 2025」、「ファウンド・スト…
蔵直ワイン®専門店「ヴィノスやまざき」が提案する新しい夏のワイン体験 クラフトコーラ「日々乃(ひびの)コーラ」と楽しむ蔵直®…
明治屋、1757年創業のイタリア名門ブランド「チンザノ」の取り扱いを開始
【嬬恋プリンスホテル】標高1,100mの絶景テラスで愉しむ、夏のご褒美体験 ~夏季限定の特別なブランチ~
「メルシャン・ワインズ ダンデライオン レッド」・「メルシャン・ワインズ ダンデライオン ホワイト」、8月25日発売
北参道のビストロ「LE BISTRO」にて夏限定ワインフリーフローを8月31日まで期間限定でスタート。泡・ロゼ泡・白・ロゼ・…
最高峰「オマール・ブルー」と老舗シャンパーニュメゾン「アンリオ」が響き合う2日間。特別な夏のガラディナーを開催。
【リーガロイヤルホテル京都】「シェフ石橋就任 美食の会」開催
「エリタージュ」を生んだドメーヌ・サンタ・デュック――ジゴンダスの底力を世界が再確認 ~解説:フランスのワイナリー
コラム

「エリタージュ」を生んだドメーヌ・サンタ・デュック――ジゴンダスの底力を世界が再確認 ~解説:フランスのワイナリー

3
発行者
株式会社バザール
編集
Wine Bazaar編集部
連絡先
お問い合わせ・プレスリリース送付

魅力的なワインを数多く生産するフランス。ボルドーとブルゴーニュの2大生産地はあまりにも有名だが、他にもフランス全土でその環境を生かしたワインづくりが行われている。

歴史あるワイナリーが多く、“フランスワインは高い”というイメージを持たれがちだが、コスパを考えると意外とお得なものも。厳しい品質管理と恵まれた環境から生み出されるフランスワインは、知れば知るほど奥深い。

個性と実力を兼ね備えたフランスワインを生み出すワイナリーの中から、今回はドメーヌ・サンタ・デュック(Domaine Santa Duc)を紹介する。

ドメーヌ・サンタ・デュックとは

ドメーヌ・サンタ・デュックは、1874年創設のワイナリー。140年以上の歴史を持つが、5代目のイヴ・グラ氏の新たな取り組みにより、ここ10年ほどの間にジゴンダスで最も品質の高いワイナリーとして、世界的な評価を得るようになった。

銘醸地ジゴンダスとは?

ドメーヌ・サンタ・デュックのぶどう園がある、南フランス・ローヌ地方南部の銘醸地ジゴンダスは、温暖な気候の小さな村だ。果実味があり、濃厚で飲み応えのあるワインが生まれる産地として知られる。

ジゴンダスは、この村にのみ認められたAOC(Appellation d’Origine Controlee、原産地呼称)だ。赤とロゼが認められているが、生産量の9割は赤ワインとなる。グルナッシュを中心に、2~3種のぶどう品種をブレンドしてつくられる。規定では収穫翌年の1月まで熟成すれば良いが、多くの生産者は1年ほど熟成させてから出荷している。

ドメーヌ・サンタ・デュックの新たな取り組み

歴史あるドメーヌ・サンタ・デュックが新たな道を歩み始めたのは、1985年からだろう。他のワイナリーと同じく、生産量のほとんど全てをさまざまなネゴシアンに売却するという状況を、5代目のイヴ・グラ氏が刷新。ワイナリーの在り方を方向転換し、自家ぶどう園で元詰めすることを決心した。

ワインづくりのこだわり

自家畑はオーガニックで、畑に化学的な物質や除草剤を使わず、肥料は植物からつくったものを使用している。1980年代から有機農法を行っており、2012年から一部アイテムにオーガニック認証のABマークが付いている。収穫は100%手摘みで、ドライアイスを使用してSO2

を極力使わないようにしている。また、温暖化対策として、ローマの古い文献を参考に、植物炭に羊の糞を混ぜた肥料を共同開発し、土中の水分を調節するのに役立てている。

醸造には天然酵母を使用。ぶどうの収穫時期が異なるため、発酵してからブレンドをしている。発酵は18℃と高めの設定でゆっくり時間をかけ、瓶詰めは月の満ち欠けに従うなど、自然に寄り添ったワインづくりが行われている。

ドメーヌ・サンタ・デュックのおすすめワイン

ジゴンダスでも最高品質を誇るワインをはじめ、赤ワイン初心者にも親しみやすい「エリタージュ」などもある。

ドメーヌ・サンタ・デュック エリタージュ

ドメーヌ・サンタ・デュックを代表する、ミディアムボディの赤ワイン。コート・デュ・ローヌやラストーなどテロワールが異なるエリアのぶどうをブレンドし、澱と一緒にタンクで熟成させている。果実味と新鮮さを保つため、早めに瓶詰めを行う。熟したチェリーを思わせる果実味の中にスパイスの風味も感じられ、エレガントかつ野性的な1本。赤ワイン初心者にも、ぜひおすすめしたいワインだ。

品種:グルナッシュ、シラー 他
味わい:赤・ミディアムボディ
参考小売価格:1550円(税別)
Amazonで見る

ドメーヌ・サンタ・デュック ジゴンダス オー・リュー・ディ

ワイン漫画『神の雫』で、主人公が「第3の使徒」と間違えて選んだ高品質ワイン。ゆっくりぶどうが完熟するジゴンダスならではの、集約感のあるフルボディに仕上がっている。

品種:グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー
味わい:赤・フルボディ
参考小売価格:4500円(税別)
Amazonで見る

ドメーヌ・サンタ・デュック コート・デュ・ローヌ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ

AOCコート・デュ・ローヌのワインとして、傑出した品質を誇る。スパイスを思わせるアロマと、果実味やタンニンをしっかり感じられるフルボディの赤ワイン。しっかりした味付けの食事と合わせるのもおすすめ。

品種:グルナッシュ、シラー、カリニャン
味わい:赤・フルボディ
参考小売価格:2100円(税別)
Amazonで見る

ドメーヌ・サンタ・デュック ジゴンダス オート ギャリーグ

ドメーヌ・サンタ・デュックのフラッグシップワイン。国際的な評価も人気も高い。つくり手のこだわりが感じられる、繊細かつ力強い1本。樽熟成からくるスモーキーなアロマも、ワインの味わいを彩っている。

品種:グルナッシュ、ムールヴェードル
味わい:赤・フルボディ
参考小売価格:7800円(税別)
Amazonで見る

ドメーヌ・サンタ・デュック ヴァン・ド・ペイ・ド・ヴォークリューズ レ・プラン

AOCより規定が緩やかなヴァン・ド・ペイ(現在はI.G.P.)としては、バランスが取れた傑作とも評されるフルボディの赤ワイン。色合いと風味が若々しく、少し甘みのある華やかな果実味と、適度なタンニンの味わいを併せ持つ。

品種:グルナッシュ、シラー、メルロー 他
味わい:赤・フルボディ
参考小売価格:1700円(税別)
Amazonで見る

【解説:フランスのワイナリー】
“アッサンブラージュの天才”に世界中が注目! ドメーヌ・ラファージュ
南仏の自然と調和するオーガニックワインのつくり手、シャトー ド ラスコー

編集情報

この記事はWine Bazaar編集部が、公開情報・取材情報・商品情報を確認し、読者がワインを選びやすくなることを目的に作成しています。内容は必要に応じて更新します。

運営会社 / お問い合わせ・広告掲載

ワインの基礎知識・用語集を見る

著者 / 

KYOKO

出版社勤務を経てフリーランス編集ライターに。旅、グルメ、美容を中心に執筆や編集を行っている。大酒飲みで、旅先でご当地酒を飲むのが好き。最近はビオワインにハマリ中。

カテゴリー