Breaking News

小諸のテロワールを一つのワインに。3品種を同日に収穫・混醸した「ソラリス ル・シエル 2025」を10月9日ECサイトにて販売開始
秋のヌーヴォシーズン到来 今年は新商品3品を含む7種類がラインアップ!成城石井のバイヤーが厳選した世界中のヌーヴォワインを10月3日(土)から順次発売
【長野県東御市】点在するワイナリーを“バスで巡れる”エリアへ 上田市と連携しワイナリーラインを実証運行
ワイナリーレストラン・サンクゼール、信州の秋の恵みを味わう季節限定メニューを10月1日より提供開始
【自由が丘・川崎で満員】都市型ワインづくりが駒沢へ KOMAZAWA Park Quarter屋上で、2027年度・第1期苗木オーナー20組を限定募集
富山・魚津の風土を一夜のコースに。KANATA WINERYのワイン6種×富山食材のペアリングディナーを11月11日開催
Nasu 661 WINE HILLS「ワイン=ブドウ」を超えて 那須御用邸の麓、ブルーベリーと里山の丘
2026年11月3日(火・祝)に開催される『AJUワインフェスタin多治見修道院』のチケット発売を「チケットペイ」にて販売開始
20〜30代が支持、発売1週間で完売。日本ワインを“体験する”メーカーズディナー付きセット ― 山梨・勝沼で開催、メディア10社を無料招待
ゆず×白ワインの新しい体験「メルシャン 酸化防止剤無添加※1ワイン」スタンダードシリーズ初の限定品「メルシャン 酸化防止剤無添加ワイン ゆず香る白」発売
もはやワインは日常に? 2019年の国内ワイン市場を振り返る ~メルシャン「ワイン参考資料」に見る市場動向
コラム

もはやワインは日常に? 2019年の国内ワイン市場を振り返る ~メルシャン「ワイン参考資料」に見る市場動向

15
発行者
株式会社バザール
編集
Wine Bazaar編集部
連絡先
お問い合わせ・プレスリリース送付

2012年に出荷数量が30万klを超え、第7次ワインブームに入ったとされる、日本のワイン市場。メルシャンが2020年7月に発表した「ワイン参考資料」を基に、ワインブーム突入から7年が経った2019年の日本のワイン市場を見ていこう。

2018年に低下した消費が再びプラスに

2018年は出荷数量が36万1388klとなり、前年比96.0%と若干の縮小傾向が見られた国内ワイン市場だが、2019年は37万7430klで前年比104.4%となった。これは第7次ワインブームに突入して以来、最も出荷数量の多かった、2015年の37万9196klに次ぐ記録となる。

好調を支えているのは輸入ワインだ。国内製造ワイン(国内醸造ワイン、日本ワイン)は11万9597kl(前年比98.0%)で2ポイントほど前年を下回ったが、輸入ワインは25万7833kl(同107.7%)と数字を伸ばした。この背景には、2019年2月に発効された日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)による関税撤廃の影響もあると見られる。

輸入元No.1は5年連続であの国に

関税撤廃により、EU各国からの輸入ワインは増えたが、2019年もスティルワインの国別輸入数量第1位はチリ(4万7213kl)で、5年連続首位となった。輸入ワインの中でチリワインが占める割合は26.8%となり、前年の30.9%を下回ったものの、4本に1本以上がチリワインという状況だ。安く楽しめるデイリーワインとして人気が定着してきたといえるだろう。

もはやワインは日常に? 2019年の国内ワイン市場を振り返る ~メルシャン「ワイン参考資料」に見る市場動向

2位以下は、フランス、イタリア、スペインとワイン伝統国が続いている。この数年、順位に変わりはないが、2位フランスからの輸入数量は4万7118kl(前年比111.6%)で、チリワインに迫る勢いだ。イタリアは3万5497kl(前年比117.4%)、スペインは2万363kl(同116.2%)となり、この3カ国で輸入ワインの半数を占めている。また、ドイツは7位にとどまったものの、輸入数量が3466klで前年比144.3%となり、大きな伸びを見せている。

スパークリングワインもフランス、スペイン、イタリアからの輸入が増加し、輸入数量の合計は前年比121.3%となった。10年前の2009年と比べると、スパークリングワインの輸入数量は2倍以上になっている。

もはやブームではなく、日本の日常に定着しつつあるワイン。日欧EPA発効による関税撤廃でさらに買いやすくなり、ワインを楽しむ層が広がりそうだ。

<関連リンク>
メルシャン「ワイン参考資料2020」

編集情報

この記事はWine Bazaar編集部が、公開情報・取材情報・商品情報を確認し、読者がワインを選びやすくなることを目的に作成しています。内容は必要に応じて更新します。

運営会社 / お問い合わせ・広告掲載

ワインの基礎知識・用語集を見る

著者 / 

鵜沢 シズカ

J.S.A.ワインエキスパート。米フロリダ州で日本酒の販売に携わっている間に、浮気心で手を出したワインに魅了される。英語や販売・営業経験を活かしながら、ワインの魅力を伝えられたら幸せ

カテゴリー