コラム

本物と間違えないように要注意? 開封後のワイン鮮度を保ってくれる“ワインコンドーム”

開栓後に酸化が始まり、味が変化してしまうワイン。

「ワインを開けたけれど飲み切れない……」なんてときに、抜いたコルクを元に戻す人や、ワインストッパーを使う人、サランラップと輪ゴムで入り口をふさぐ人など、保存方法はそれぞれだろう。

ただし、コルクを元に戻すのは大変な上に、コルクのカスがワインに入って味を変化させてしまうこともある。中の空気を抜くワインストッパーは鮮度を保つには最適だが、冷蔵庫に入らないこともあるし、パーティの後に飲みかけのワインが複数あるときには使えない。サランラップは酸化から守るには頼りないし、倒れたら中身がこぼれてしまう。

いずれの方法もデメリットがあるのだが、
・簡単に装着できる
・冷蔵庫への収納の邪魔にならない
・ボトルが複数あっても大丈夫
・倒れてもこぼれない
という商品があるので紹介したい。それがこちらだ。

画像1 FIREBOX

「おや?」と思った人もいるかもしれないが、何も写真を間違えたわけではない。

これは開栓後のワインを酸化から守り、さらには倒れてもこぼれる心配のない新型のワインストッパー。その名も“ワインコンドーム”だ。

使い方はこのとおり。

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Bet your wine bottle stopper can't do this!

Posted by Wine Condoms on 2015年7月28日

通常のコンドームとは異なり、1つ当たり1~2回の使用を想定しているそうだ。

アウトドアにワインを持っていくときなど、あらかじめ栓を抜いてこのワインコンドームを装着しておけば、ワインオープナーを持っていく必要もない。

母と息子による作品

この商品を開発したのは、Mitchell Strahan氏。

画像3 Kickstarter

驚くのは母親の手を借りて起業し、この商品を世に送り出していることだ。

画像4 Kickstarter

実際はワインストッパーとはいえ、母親と話をするには少々気まずい商品のような気がするが、お母さんはダラスで人気コメディショーに出演している人物。ユーモアあふれるお母さんのようだ。

日本からも購入が可能

この商品はWine Condomsのサイトやイギリスの通販サイトから購入が可能。

Wine Condomsでのサイトが最も安く、1箱6個入りで10ドル(約1150円)+日本への送料18ドル(約2100円)だ。

注意事項:
・ビールなどのボトルにも使えるが、シャンパンはガスが強すぎるのでNG。コンドーム型風船ができてしまう。
・財布などに入れて持ち運べるが、通常のコンドームと形が似ているので、いざというときに間違えないように要注意。

みなさんもこのワインコンドームを備えてみてはいかがだろうか?

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