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「ワインは好きだけど、飲むと頭が痛くなって……」。こんな悩みを抱えているワイン好きは、意外と多いのではないだろうか。
ワインを飲むと頭痛がする。その原因と対処方法は、どんなものなのだろうか。
頭痛の原因となる3つの物質
ワインを1杯飲んだだけで頭痛に襲われる場合、その原因となるのは3つの物質だ。どれか1つ、もしくは複数の物質にアレルギーを持っていて、頭痛が起きていると考えられる。
酸化防止剤
ひとつは「亜硫酸塩」または「亜硫酸ナトリウム」という酸化防止剤。ワインの品質を安定させるために、そして腐敗防止のために、ほとんどのワインに使われている。
ドライフルーツ、ツナ缶、エビ、オリーブなどを食べても同じように頭が痛くなる人は、この物質のアレルギーだと考えられる。
オーガニックワインにも、量は抑えられているが酸化防止剤は使われている。コンビニで格安で売られているワインの中には「酸化防止剤無添加ワイン」というものがあるが、本来のワインとは違う製造方法でつくられていることが多い。ワイン好きには物足りないかもしれない。
また、全く亜硫酸塩を添加していないワインでも、ワイン酵母が醗酵中に亜硫酸を生成するので、自然由来の亜硫酸が入っている。つまり、亜硫酸の入っていないワインはほぼ存在しないと言えるのだ。
ただし、「酸化防止剤は頭痛を引き起こさない」と主張している人も少なくはない。
アミン
もうひとつの原因が、ワインに含まれる「ヒスタミン」と「チラミン」という2種類のアミンだ。
チーズ、スモークソーセージ、オイルサーディン、たらこ、味噌、納豆、ヨーグルト、紹興酒などに多く含まれる物質だ。赤ワインには特に多く含まれている。
タンニン
そして赤ワインに含まれるタンニンも頭痛を引き起こす。ワインだけではなく、お茶やチョコレートでも頭が痛くなる人は、タンニンに弱い体質なのかもしれない。
タンニンが原因の場合、残念だがタンニンの豊富なワインを避けるしか頭痛の対策方法はない。
ワイン頭痛を防げる3つの予防法
こうした3つの物質が原因となり、頭痛が起きてしまう。どうすれば頭痛を防げるのか、予防法を3つ紹介したい。
予防法1:オーガニックワイン、ビオワインを飲む
「赤ワインよりも白ワインの方が頭痛になりやすい」という人は、酸化防止剤が原因の可能性が高い。
酸化防止剤を少量に抑えたオーガニックワインを中心に、ワインを楽しむといいだろう。
予防法2:食べ物との組み合わせに気を付ける
「赤ワインを飲むと頭が痛くなる」、「エビを食べても平気」という人は、アミンが原因だと考えられる。
さらに原因物質をとらないように、つまみの選び方に気を付けるのも1つの手だ。
予防法3:抗ヒスタミン剤を服用する
少々乱暴な予防法かもしれないが、ワインを飲む前にアレルギーを抑える抗ヒスタミン剤を服用すれば、頭痛を抑えられるかもしれない。
ただし、抗ヒスタミン剤もアルコールと同様に肝臓で分解されるため、肝臓に負担がかかってしまう。抗ヒスタミン剤を飲んだ日は多量の飲酒をしないように、また連日この手を使わないように、気を付けたいところだ。
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編集情報
この記事はWine Bazaar編集部が、公開情報・取材情報・商品情報を確認し、読者がワインを選びやすくなることを目的に作成しています。内容は必要に応じて更新します。
著者 /
鵜沢 シズカJ.S.A.ワインエキスパート。米フロリダ州で日本酒の販売に携わっている間に、浮気心で手を出したワインに魅了される。英語や販売・営業経験を活かしながら、ワインの魅力を伝えられたら幸せ
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