Breaking News

ホテルテラスザガーデン水戸『ワインを愉しむ会 Vol.4』開催。銘醸地が育んだ、5つの個性。
【界 秋保】静かな渓谷美と仙台の美酒、響き合う音色に身を委ねる。宵闇に包まれ月を待ち、心潤う「宵月(よいづき)サロン」誕生
“プロの品質とプロの価格”の業務スーパーはワインも楽しい! 家飲みに使いやすい安うまワイン7選
ファウンド・ストーン シリーズに新ワイン登場!「ファウンド・ストーン ソーヴィニヨン・ブラン 2025」、「ファウンド・スト…
蔵直ワイン®専門店「ヴィノスやまざき」が提案する新しい夏のワイン体験 クラフトコーラ「日々乃(ひびの)コーラ」と楽しむ蔵直®…
明治屋、1757年創業のイタリア名門ブランド「チンザノ」の取り扱いを開始
【嬬恋プリンスホテル】標高1,100mの絶景テラスで愉しむ、夏のご褒美体験 ~夏季限定の特別なブランチ~
「メルシャン・ワインズ ダンデライオン レッド」・「メルシャン・ワインズ ダンデライオン ホワイト」、8月25日発売
北参道のビストロ「LE BISTRO」にて夏限定ワインフリーフローを8月31日まで期間限定でスタート。泡・ロゼ泡・白・ロゼ・…
最高峰「オマール・ブルー」と老舗シャンパーニュメゾン「アンリオ」が響き合う2日間。特別な夏のガラディナーを開催。
「ヴァン・ナチュール」「ビオロジック」「ビオディナミ」――オーガニックワイン分類の分かりやすいまとめ
コラム

「ヴァン・ナチュール」「ビオロジック」「ビオディナミ」――オーガニックワイン分類の分かりやすいまとめ

2
発行者
株式会社バザール
編集
Wine Bazaar編集部
連絡先
お問い合わせ・プレスリリース送付

「ヴァン・ナチュール(自然派ワイン)」「オーガニックワイン」といった言葉をよく耳にするようになって数年が経つ。

世界のワイン業界は全体的に大きく減農薬・有機農法へとシフトしており、オーガニック認証を取ることがワイナリーのブランド力を左右する要因になってきているほどだ。

数年前まで、自然派ワインやオーガニックワインは「ビオワイン」といった安易な名称でまとめて称されていた。「ビオワインは好き/苦手」「ビオワインは頭が痛くならない」などという意見がよく聞かれたものだ。

bottle

しかし、本来のヴァン・ナチュール(自然派ワイン)は、オーガニックワインとも異なり、認証制度にも違いがある。

そのあたりを分かりやすく整理してみよう。

ヴァン・ナチュール(自然派ワイン)とオーガニックワインの違い

まずはヴァン・ナチュール(自然派ワイン)の定義から取り上げよう。

天然酵母で発酵させる

亜硫酸塩(SO2)を添加しないか、もしくは極力少なくしてつくる

Domaine Sogga Pinot Noir Vin Naturel 1年目 2006

一方でオーガニックワインとは、ぶどうを育てる農法のこと。醸造にポイントが置かれるヴァン・ナチュール(自然派ワイン)とは、カバーする領域が異なる概念だ。

ほかにも「ビオロジック」「ビオディナミ」など、関連する用語を耳にする機会もあるだろう。それぞれどんな意味があるのか、この機会に説明しておきたい。

Chateau Tire Pe

リュット・レゾネ

減農薬栽培のこと。ただし法律が定めている基準はなく、生産者によって実践方法はそれぞれだ。

ビオロジック(有機栽培)

化学肥料を使わず、有機肥料を使用する農法。また、無農薬でぶどうを育てる農法。

Vignobles Boissoneau

ビオディナミ(生力学農法)

ビオロジック農法に、次の条件を加えた農法。教育理論でも知られる学者ルドルフ・シュタイナー博士が提唱したものだ。

月と地球の位置関係を記したカレンダーに合わせて、農作業を行う

プレパラシオン肥料(自然由来)を使用して土壌を活性化する

biodynamic wine

自然農法

言葉のとおり、人の手で何かを添加することなく、自然の力のみでぶどうを栽培する。

ちなみに、ヴァン・ナチュール(自然派ワイン)であっても、日本に入ってくるワインには、安定剤としての亜硫酸塩が少量添加されているものがほとんどだ。

Stefano Lubiana Sauvignon Blanc

しかし、従来の大手メーカーがつくったワインなどと比べると、その量はごく微量。結果的に体に馴染みやすい。人によっては頭痛が起きにくく、二日酔いになりにくいのもうれしい点だ。

現在では、農法に対しても添加物に対しても意識が高い生産者が非常に多くなった。愛好家にとっては、とてもありがたいことと言えるだろう。

編集情報

この記事はWine Bazaar編集部が、公開情報・取材情報・商品情報を確認し、読者がワインを選びやすくなることを目的に作成しています。内容は必要に応じて更新します。

運営会社 / お問い合わせ・広告掲載

ワインの基礎知識・用語集を見る

著者 / 

Yayoi Ozawa

フランス料理店経営ののち、ワインとグルメ、音楽を専門とするライターへ転身

カテゴリー