ワインとともに過ごす楽しいひとときを、ペットの猫や犬と分かち合うことができる商品が海外で発売されている。
猫用ワインと犬用ワインを販売しているのは、アメリカ・コロラド州にあるApollo Peakだ。
猫用ワインはキャットニップ(イヌハッカ)入り
ペット用ワインのうち、先駆けて発売されたのが猫用ワイン(通常2種類)。ピノ・ノワールと猫の鳴き声(Meow)をもじったワイン「Pinot Meow」と、もうひとつは「MosCATo」だ。
もちろんアルコールが入っているわけではないが、いずれも猫に恍惚感を与えるハーブのキャットニップが入っている。飼い主のあなたと一緒に、ほろ酔い気分を味わうことができそうだ。
猫用が好評だったことから、犬用ワインも登場
猫用ワインは2015年11月に発売されると話題を呼び、5日間で半年分のセールス×3倍の売上を記録したという。
それだけの猫用ワインの大ヒットに続き、犬用ワインも2種類登場。ジンファンデルとしっぽを意味するTailをもじった「ZinFanTail」とシャルドネ風の「CharDogNay」だ。
カモミールとペパーミントが入っており、消化器官の働きを整えてくれて、犬の気持ちを落ち着かせる作用があるという。
ペット用ワインは素材にこだわり
Apollo Peakの創業者は、もともと猫好きとして友人たちに知られている人物。同社のFacebookページを見てみても、かわいらしい猫や犬の動画であふれている。
そんな動物好きがつくったワインだからこそ、使っている素材にもこだわりが見える。赤い色味も着色料ではなく、ビーツを使用しているそうだ。しかも地元の信頼できる農家が生産したオーガニック食材だという。
水もロッキー山脈からやってくる地元のものを使用しているそうだ。
残念ながら日本への出荷には未対応
残念ながら、購入できるのはアメリカ国内とアメリカ領のプエルトリコ、ヴァージン諸島のみ。
アメリカから知り合いがやってくるときなどに、お土産として頼んでみるのがいいだろう。
価格は、猫用ワインは1.6オンス(約47ml)サイズで4.95ドル(約504円)、8オンス(約237ml)サイズで、11.95ドル(約1217円)だ。犬用は12オンス(約355ml)のみで17.95ドル(約1827円)となる。
購入したいなら、ネットからだけでなく、限られた数ではあるが、ペット用品店や動物病院など、アメリカのいくつかのショップでも購入可能だ。
ただし、猫用ワインに関しては、キャットニップが好きな猫は全体の65%と言われている。自分の猫がキャットニップを好きかどうか、あらかじめ確認しておいた方が良さそうだ。