コラム

20~30代女性に愛されるりんごのワイン「シードル」! しかも酸化防止剤無添加の“おいしいワイン”が売れ行き好調に

   

メルシャンは2019年3月5日、「おいしい酸化防止剤無添加ワイン シードル」を発売した。発売からわずか3週間、3月26日時点で年間目標の約5割に当たる約1万9000ケースを販売した。女性やワインのエントリーユーザーに支持されているという。

「シードル」とは、りんご果汁を発酵させてつくったスパークリングワインのことだ。メルシャンはシードルに、「ワイン愛好家を増やすきっかけになってほしい」と期待を込めている。

こちらの記事では、シードルについての基礎知識と、酸化防止剤の知識についてまとめながら、メルシャンがシードルに期待をかける理由を紹介したい。

「シードル」とは、どんなお酒か

シードルとは、りんご果汁を使い、ぶどうと同じ方法で醸造したスパークリングワインのことだ。ビール酵母を使ったり、ワイン酵母を使ったり、発酵方法が違ったりと生産者ごとに製造方法が異なる。飲み比べるのも楽しいだろう。

アルコール度数は2~8%ほどとワインと比べて低く、甘口から辛口まで味わいの種類も幅広い。自然な甘さとさわやかな酸味があり、食事とも合わせやすい。

世界各地で伝統料理とともに楽しまれており、特に有名なのはフランスのノルマンディ地方やブルターニュ地方だ。ノルマンディには、シードルの生産者が点在しているシードル街道があり、多くの観光客が訪れている。

ここまで、りんご果汁を使ったスパークリングワインを「シードル」と呼んできたが、実は世界各地で呼び名が異なる。最大の消費国であるイギリスでは「サイダー」と呼ばれ、スペインでは「シドラ」、ドイツでは「アプフェルヴァイン」、アメリカでは「ハードサイダー」と呼ばれている。日本で一般的な呼称となっている「シードル」は、フランス風の呼び名だ。

「酸化防止剤無添加」とは、どういうことか

「おいしい酸化防止剤無添加ワイン シードル」という商品名にもあるように、最近ではワインの酸化を抑える酸化防止剤(亜硫酸塩など)を添加しないワインを好む人が増えてきている。

酸化防止剤はワインの酸化を抑えて風味を保つために必要なものであり、必ずしも悪いものではない。だが、より自然なワインを好む人や、体への負担をできるだけ少なくしようとする人などから、酸化防止剤無添加のワインは好まれている。

メルシャンの酸化防止剤無添加シリーズは、そんな無添加・国内ワインのカテゴリーで売上シェアNo.1を獲得。2006年4月から2018年3月までの実績で無添加カテゴリー国内ワイン売上シェア1位に輝いている。(流通専門誌「ダイヤモンド・チェーンストア」調べ)

メルシャンがシードルに込める期待

メルシャンは、「おいしい酸化防止剤無添加ワイン シードル」に、ワイン愛好家の間口を広げる役割を期待している。

日本においてシードルは、この5年間で約2.5倍にまで市場規模を拡大。主に女性からの人気が高い。年代別構成比をみるとシードルの4割以上を20~40代の女性が消費していることになる。

また、ワインに対する不満をキリンが調査したところ、「何を選んでいいのか分からない」「銘柄を覚えられない」「ワインの銘柄や特徴が分からない」など、ワインの分かりにくさへの不満の声が多くあがった。スタンダードワインに比べ、シードルは味わいをイメージしやすく手に取りやすい。そうした点も、シードルの利点だと言える。

このように、ワイン初心者でも手軽に飲めるシードルを、人気の高い酸化防止剤無添加でフレッシュな味わいに仕上げたのが「おいしい酸化防止剤無添加ワイン シードル」だ。サイズも1本500mlと小さい飲みきりサイズで、価格は520円(参考小売価格・税抜)と手頃。アルコール度数はワイン(12%前後)と比べて5%と低いので、休日のランチに取り入れてもよさそうだ。

輸入果汁に国産の混濁ストレート果汁を使用することで、飲みやすさだけではなくフルーティーな味わいにもこだわった。さわやかな酸味や自然な甘み、しっかりとした発泡感が楽しめるシードルは、幅広い食事に合わせることができる。

女子会やお花見、リラックスタイムにシードルを楽しんでもらうことで、特に20~30代のワイン初心者の女性に、ワインへの興味を持つきっかけにしてほしい――。メルシャンは「おいしい酸化防止剤無添加ワイン シードル」に、こんな期待を込めているそうだ。

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