コラム

フランスワイン発祥の地に受け継がれるおいしさ カルヴィソン・レ・ヴィニュロン ~ ワイン&グルメジャパンのおすすめワイン

2019年4月17日〜19日、「第10回ワイン&グルメジャパン」が東京ビッグサイトにて行われた。この展示会は、高級食品や食材、ワイン、酒類などをテーマに、出展者と来場者のマッチング機会を提供している。

会場内では多くのワイン輸入元がブースを構え、自慢の定番ワインや現代のトレンドに合うワインも紹介。飲食店等からの来客で賑わいを見せていた。
興味深いブースを訪問し、オススメのワインを選んでいただいたので、ご紹介していこう。
今回は、南仏・カルヴィソンで1914年からワインを作り続けてきた、カルヴィソン・レ・ヴィニュロン。ワインがフランスに伝わったのは紀元前6世紀とされるが、ワインが広がったのち、フランスでワインづくりを始めたのがカルヴィソンのすぐ近くにあった小村、リケアだった(諸説あり)。このことから、カルヴィソンはフランスワイン発祥の地と言われている。

ボンド商会

カルヴィソン セレクシオン・シャルドネ

生産地:フランス・ラングドック
品種:シャルドネ
特徴:このワインは、カルヴィソンで作られる樹齢15年〜25年のシャルドネを主に使用している。柑橘の落ち着いた香りに、ふんだんな旨味とコクを感じられるエレガントなワイン。

カルヴィソン セレクシオン・ヴィオニエ

生産地:フランス・ラングドック
品種:ヴィオニエ
特徴:日照量の多い恵まれた土地で育てられたヴィオニエ。特徴であるかぐわしい白い花の香り、ふくらみと広がりのあるしっかりとした味わいは、魚介料理や豚肉のソテーなど幅広い料理に合わせられそう。

カルヴィソン セレクシオン・メルロー

生産地:フランス・ラングドック
品種:メルロー
特徴:優しくメロウな赤果実やベリー系の香りが心地よい。口に含むとボリューム感はありながら、絹のような舌触りが非常に優雅。タンニンはしなやかで、肉料理全般から和食にまで合いそうな万能ワイン。

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About the author /  Yayoi Ozawa
Yayoi Ozawa

フランス料理店経営ののち、ワインとグルメ、音楽を専門とするライターへ転身