コラム

「イオンワインアワード2019」発表! イオンのスペシャリスト約100人が選んだ何度も飲みたくなる珠玉の6本

今や、どこのスーパーにも所狭しと並ぶワイン。あまりの種類の多さに、どのワインを選べばいいのかと、目移りしてしまうほどだ。例えば、スーパーの中でも大手のイオンでワインを買うとしたら、あなたはどんなワインを選ぶだろうか。

ワインのスペシャリストが選ぶ「イオンワインアワード」

イオンは、ワインの取り扱いに力を入れているスーパーの1つだ。同社では、イオングループの専門輸入商社コルドンヴェールを通じて、世界各国から良質なワインを直輸入している。また、ワインだけを扱う通販サイト「AEON de WINE(イオンでワイン)」を展開。さらにグループ全体では、ソムリエなどのワインに関する資格を持つ約100人の従業員が働いている。

そんなイオンのワインスペシャリストたちによるワインの選考会「イオンワインアワード」が、今年も開催された。初回の2017年から、今回で3回目の開催になるという。昨年と同じく、“何度でも飲みたくなる最高の1本を選ぼう”をテーマとし、全150品目のワインが選考対象となった。

6品目の受賞ワイン

選考の結果、6本のワインがイオンワインアワードを受賞した。昨年は部門別に審査し、全部門合わせて計22品目のワインが選ばれたが、2019年は6品目に厳選。受賞ワインを以下で紹介する。

ムタール クレマン ド ブルゴーニュブリュット ナチュレ

生産国:フランス
価格:1980円(税別)

17世紀から続くシャンパーニュメゾン「ドメーヌ・ムタール」が、フランスのブルゴーニュ地方で生み出した辛口のスパークリングワイン。16~18時間かけてデブルバージュし、マロラクティック発酵をなくすことで、ワインの持つフレッシュで繊細な香りと味わいを保っている。

クリオス トロンテス

生産国:アルゼンチン
価格:1480円(税別)

アルゼンチンのワイン界を代表する人物、スサーナ・バルボ氏が贈る、辛口の白ワイン。標高1700mの高地で、昼夜の温度差が激しい砂地というテロワールでつくられたぶどうが使われている。その味わいは深く、酸味は爽やかで、白桃や洋ナシのような魅力的な果実味が鼻腔をくすぐる。

インディゴ グランレゼルヴァ カベルネソーヴィニヨン

生産国:チリ
価格:1480円(税別)

ミディアムボディの赤ワインだが、その名は“インディゴブルー”に由来する。植物の活力が感じられ、フルーティな香りと長い余韻のあるジューシーさが織り成す味わいが魅惑的だ。世界最大級のオーガニックワイナリー「エミリアーナ」の有機ぶどうからつくられている。

バスティード ミラフロ

生産国:フランス
価格:1680円(税別)

南フランスのカタラン地方で、19世紀から6世代にわたってぶどう栽培を続ける「ドメーヌ・ラファージュ」が手掛ける、フルボディの赤ワイン。シラーを70%、グルナッシュを30%ずつブレンドしている。グルナッシュの80%はコンクリートタンク、シラーは樽で1年間熟成させた。深い色合いとブルーベリーやアカシアの花の香りが楽しめる。

シャトー サン ロック シメール

生産国:フランス
価格:1680円(税別)

こちらも、ドメーヌ・ラファージュがつくるフルボディの赤ワイン。ラングドック地方の粘土石灰岩の土壌で育まれたぶどうが使われており、コクときめ細やかさを兼ね備えている。ブラックカラントやリコリス、ハーブの強烈な香りを堪能できる。

チェッキ ラ・モーラ メルロー マレンマ トスカーナ

生産国:イタリア
価格:1880円(税別)

鮮やかで濃い紫の色合いが特徴的な、ミディアムボディの赤ワイン。イタリアのトスカーナ地方で最も古いワインメーカー「チェッキ」が手掛けている。バランスの取れたフルーティな味わいとシルキーでまろやかな口当たり、ベルベットのような舌触りのタンニンが飲み手の心をくすぐる。

いずれも珠玉の逸品だと言えるだろう。イオンワインアワード2019を受賞した6品目は、本州・四国の「イオン」「イオンスタイル」「イオンリカー」の最大約410店舗のほか、オンラインショップの「AEON de WINE」で販売されている。

もし、イオンでワインを購入する機会があれば、今回の選考結果を参考にしてみてはいかがだろうか。きっと、自分に合ったワインに出会えるはずだ。

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「イオンワインアワード2019」受賞ワインを発表

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